王皓(ワンハオ) Wang Hao テクニック動画 翻訳 フォアハンドグリップについて

王皓(ワンハオ) Wang Hao テクニック動画の英語字幕を日本語訳してみました。

王皓(ワンハオ)選手のペンホルダー裏面の打ち方にすごく憧れていて、幾度となく真似をしてみましたが、うまく試合で使えず挫折しています。

最近少し感覚がつかめたので、もう一度王皓選手の裏面の打ち方にチャレンジしようと思い、動画を見返すことにしました。

この動画は、王皓選手本人がそれぞれの技術について詳しく解説していて、貴重な映像です。

しかも、英語字幕が付いているので中国語が分からなくても内容を知ることができます。

しかし字幕が流れるのが速すぎて、内容を把握することができていませんでした。

この機会にしっかりと王皓選手の打法を理解するために、全編の字幕を翻訳することにしました。

(注)必ずしも正しい翻訳であるかどうかは保証できません。

おかしいと感じた場合は、原文を参照してください。

Grip グリップ

The Forehand Grip フォアハンドグリップについて、

With regards to forehand
フォアハンドに関して、

The thumb is required to exert some strength To press down a little
親指で下に押して、ある程度力を加える必要があります。

The index finger just provides support
人差し指はただ支えるだけです。

Regarding the other sides
裏面に関して、

I suppose 2 fingers are used
私は2本の指が使われていると思います。

These 2 fingers press against the racket
2本の指がラケットを押すことで、

This would probably help stabilize the racket angle
ラケットの角度を安定させるのに役立ちます。

Power would be more focused too
そして、よりパワーが加えられます。

The 2 fingers behind are the key pressing against the racket
裏面の2本の指がラケットを押すキーです。

Along with the thumb in front the thumb applies pressure during exertion of power
表面の親指に関して、親指が圧力をかけて、パワーを発揮します。

This brings out the power and speed
これがパワーとスピードを引き出します。

Ma Kaixuan マ・カイシュアン(写真の解説者)

Wang hao is the “warm-up” sort of player
王皓は常に準備のできている選手です。

You almost can’t see him retracting his forearm
王皓が前腕を後ろに引いているところを見ることはありません。

If amateurs like us were to try
もし私たちのようなアマチュア選手がこれを試そうとするなら、

We’d naturally need to include push-and-retract motion
押して引くという動きを含める必要があります。

Along with brushing motion and adjustments to establish a better touch in our hands
よりよいボールタッチを生み出すために、動きを調整していきます

The reason for the push-and-retract motion
押して引くという動きの理由は、

Firstly, it’s to strike the ball in front of the body
第一に、体の前で打球するため、

Secondly, it’s used to handle the unavoidable looped and topspin returns
第二に、避けて通ることのできない、ループやドライブを返球するためです。

まとめ

王皓選手のグリップは、見た感じでは、わしづかみではなく、小さく浅くにぎっています。

そして裏面を2本の指で抑えているというのが特徴です。

通常は裏面は中指の横腹で支えるという指導が一般的です。

王皓がフォアハンドを打っているのを見ると、裏面は、指の横腹ではなく、2本の指の腹で抑えているように見えます。

これが、小さく浅くにぎっているグリップでも力強さを発揮できる要因ではないかと観察しました。

解説者が述べているように、王皓のフォアハンドは、決して前腕を後ろに引かず、前に押して引く動きを繰り返しています。

これによって常に体の前で打球することができるのでしょう。

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