WpXクラウドからWpX Speedへサーバー移転をしました

このたび当ブログのWordPressをWpXクラウドのBプランからWpX SpeedのW1プランへ移行しました。

WpXクラウドの後継として、WpX Speedという新しいサーバーが出ていて、簡単に切り替えられる機能があり、WpXクラウドの残契約期間分のクーポンがWpX Speedで使用できで料金も無駄にならないと知ったからです。

wpX Speed

結局簡単移行機能は使えず、何箇所かハマった末に4日間かけてマニュアルでWordPress移転をしました。

私はこのブログを2015年7月からずっと同じサーバーで運営してきて、今回初めてサーバーの移転で、この経験をするまでWordPressの構造は無知だったこともありますが、WpXクラウドからWpX Speedへの移行は決して簡単ではありませんでした。

ハマったポイントと解決方法をまとめておきます。

WpX Speedへの契約移行手続きでハマった

WpXの管理画面の契約タブの一番下の「WpX Speedの契約移行ボタン」を押すと、現在契約中のサーバーが画面下に出てくるので、「契約移行」を押すと画面が切り替わっていきます。

最終的に「WpX Speedのお申し込み」というボタンを押すところまでは行ったのですが、その先の画面を見失っていたようで、申込手続きがされないままブラウザを閉じてしまっていました。

そのため次に行う「ドメインの追加」ができず、問い合わせフォームから問い合わせたところ、下記のような回答をもらいました。

確認したところwpX Speedの移行申し込みが完全になされていないようです。

移行申し込み時にページを途中で閉じたなどお心当たりはないでしょうか。

移行申し込みそのものの処理はできている状況なので、管理パネルにログインしていただき、契約管理タブよりwpX Speedのサーバーを新たにお申し込みいただき移転作業を行ってくださいますようお願いします。

回答の通り、新たにWpXサーバーの申し込みを行いました。

その後、わかりづらかったのが、WpXサーバーのアカウントの切り替えです。

上図の赤枠の部分でWpXクラウドとWpX Speedのサーバーの切り替えができることになかなか気づくことができませんでした。

これはマニュアルには書いていません。

WordPress簡単移行でハマったポイント データ量

ようやくWpXサーバーのドメインの追加ができ、次にWordPress簡単移行に進みました。

すると次のようなエラーが出ました。

移行元WordPressのダッシュボードへのログインに失敗している可能性があります。ユーザー名とパスワードに誤りがないことをご確認ください。
また、Basic認証やロボット認証が有効な場合は解除してください。

検索してみると、SiteGuard WP Pluginを停止する必要があることがわかりました。

しかし、これを停止しても、そして全プラグインを停止しても同じエラーが出続けます。

またサポートにメールすると最終的にはこのような回答でした。

この回答にたどり着くまでに、何度も再確認の回答があって、回答の返信は毎回3ー4時間かかるので、結局1日半かかりました。

当サポートにて確認いたしましたところ、ご利用のプラグイン「siteguard」によって
WordPressの移行処理が正常に実行できなくなっている可能性がございます。

お手数ではございますが、移行元サーバーのWordPressにて上記プラグインを含む、可能な限りすべてのプラグインを停止した状態で再度WordPress簡単移行をお試しくださいますでしょうか。

問題が解決しない場合は、移行元サーバー上の「.htaccess」ファイルのバックアップを取っていただき、ファイルを一旦削除した上で簡単移行をお試しいただければと存じます。

調べていた通りの回答でした。

何度かやっているうちに全プラグインを停止しなくとも、SiteGuardさえ停止していれば上記のエラーは出なくなりました。

しかしこの後またハマりました。

WordPress簡単移行が、待機中(0%)のままいっこうに進みません。

画面をリロードすると下記のエラー表示が出ました。

これは何度繰り返しても同じでした。

移行元WordPressでの移行用データファイルの作成に失敗しました。
移行元のディスク容量に空きがない場合、十分な空き容量を確保してから再度お試しください。
また、移行元の環境によっては作成できるファイルサイズが制限されている場合があります。
移行元WordPressのwp-contentディレクトリ内の合計容量が一定(目安としては2GB以下程度)になるようにしてください。

WpXクラウドの管理画面からディスク容量を調べたところ20GBのうち19GB以上を使用しており、ほとんど空きがない状況で、wp-contentディレクトリは20GBほどありました。

マニュアルでのWordPress移行でハマったポイント データベース移行とファイルアップロード

サポートにメールはしつつも、返信は3-4時間後なので、サポートからの返信を待たずに、マニュアルでのWordPress移行に取りかかかりました。

マニュアル通りに、.htaccessファイルのバックアップ、phpAdminのエクスポート、wp-contentのダウンロード、phpAdminのインポート、wp-contentのアップロードと順調に進めました。

これらの操作はマニュアルに書いてある通りに進めることができるので簡単です。

wp-contentは20GBほどあったのでダウンロード、アップロードにそれぞれ4時間くらいかかりました。

最後にhostsファイルを書き換えて動作確認をします。

hostsファイルを探す方法、書き換える方法は少し技が必要で、マニュアルに書いていないので以下に書いておきます。

hostsファイルを見つけて編集する Macの場合

Finderのメニューの移動から、フォルダーへ移動を選択して、フォルダの場所に「/etc/hosts/」と入力すると見つけることができます。

hostsファイルはロックがかかっているので、一度デスクトップに出してから編集して、それをまた元のフォルダに戻します。

戻すときに、認証とシステムのログインパスワードを入力します。

hostsを書き換えてURLを打ち込んで確認すると、ブログが表示されず、Hello WorldのWordPressの初期画面になりました。

これはサポートにメールで問い合わせると以下のような回答でした。

ご質問の件につきまして、マニュアルに記載の

「4. データベースのインポート」
「6. ファイルのアップロード」
などが正常に完了していない可能性がございます。

データベースのインポートについては、インポート後のphpMyadminのテーブルの数が、移動元のテーブル数より少ないことに気づきました。

マニュアルではWpX管理画面上でインポートするようになっていますが、phpMyadminにもインポートメニューがあるので、それを試してみたところテーブル数が合いました。

データベースのインポートがうまくいっていなかったのが原因だったと判断して、再度hostsファイルを編集して動作確認をしてみたところブログが表示されたので、最終段階のDNSレコードの切り替えを行いました。

するとiPhoneのSafariからアクセスすると画面が真っ白になり、Macからはかろうじて文字は表示されるものの、テーマが反映されていないことがわかりました。

あわてて、DNSレコードを元に戻しました。

今回は急を要するので、メールではなく電話で問い合わせをしました。

意外にあっさりとつながり、wp-contentのアップロードが合っているのかどうかを確認しました。

FTPのファイル構造がWpXクラウドでは、ルート下にwp-content、wp-admin、wp-includesと3つフォルダがあるのに、WpX Speedではその3つのフォルダは表示されておらず、plugins、themesなどもともとwp-contentの中にあったフォルダが表示されていました。

これについてなぜなのか聞いたところ、WpX SpeedのFTPはwp-contentの中身だけが表示されているとわかりました。

wp-contentのアップロードはフォルダごと行っていたのですが、フォルダの中身をアップロードしなければならないとわかりました。

フォルダごとアップロードしたwp-contentを削除し、wp-contentの中身をすべてルート直下にアップロードしなおしました。

削除は30分くらいで終わり、アップロードはまた4時間ほどかかりました。

この後またhostsファイルを編集して動作確認をし、DNSレコードを編集してMacもiPhoneでもブログがきちんと表示されるのを確認できました。

翌日、WpX Speedの管理画面でリソース利用状況を確認して、ドメイン移行が終了したことを確認しました。

まとめ

初めてのWordPress移転作業は、予想外の展開でマニュアルで移転することとなりました。

終わってみた段階では、WordPressの構造などを理解できてよかったと思えますが、やったいる最中はわからないことがどんどん発生して不安の連続でした。

WordPressは記事を投稿するだけならとても簡単で敷居は低いのですが、今回のようなサーバー移転やメンテナンスになると専門知識を要するということが身に染みてわかりました。

今回のケースの重要な点をまとめると以下三点です。

  1. WpXクラウドから簡単移行を使うためには、ディスクの空き容量が十分あって、wp-contentが2GB以下である必要がある。
  2. phpMyAdminのデータベースのインポートは、WpX管理画面からではなく、phpMyAdmin上で行ってもよい。
  3. WpX SpeedのFTPはwp-conten以下のみが表紙されるので、データ移行する時はフォルダの中身をアップロードする。