2020年2月23日、津から伊勢路 馬越峠を往復しました。
前記事からの続きです。
木々の間に整然と敷き詰められた石畳を、気持ちよく歩きました。
10:28に登山口を出発しました。
石畳が整然と並ぶ
木々の間をぬって、整然と並ぶ石畳の道が続きます。
この石は麓から調達したのではなく、すべて現地調達したものであると途中の看板に書かれていました。
作られた時期は不明ですが、江戸時代の1600年代前半にはすでに石畳があったことが確認されているそうです。
石畳が作られたのは、この地方が豪雨地帯であることから、道を守る、夏場に草が茂るのを防ぐ、傾斜を緩やかにする、などの理由があったそうです。
急な坂道が続く
平坦な坂道を想像していたのですが、実際に登ってみると、峠に近づくにつれ、なかなかの急坂でした。
新型コロナウィルス騒ぎの渦中で、登山客は少ないものの、2グループと、2家族を追い抜きました。
言葉のイントネーションから、ほとんどが関西の人たちでした。
馬越峠に到着
だんだんと標高が上がってきて、景色が開けてきました。
馬越峠は茶屋跡です。
標高は325mです。
現在は、雨宿りができる程度の小屋があるだけです。
木々が茂っていて、それほど視界は良好ではありません。
天狗倉山まで行けば、さらに雄大な景色が見られたはずですが、往復1時間はかかるので、今回は時間の関係であきらめました。
峠から公園へ向けて下る
下り道も相変わらず石畳が続きます。
下りはそれほど急な坂と感じることなく、すいすいと歩きました。
途中すれちがった人から、山伏の格好をした人が通ったと、写真を見せてもらいました。
馬越公園の展望東屋から、尾鷲市街がきれいに見渡せます。
行者堂と滝です。
巨石です。
近くまで寄りましたが、かなりでかくて圧倒されました。
もし人が一緒に写っていたらその大きさが実感できると思います。
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