個人の治療とメンテナンスを長期的にフォローしてくれる、とても良心的なクリニックです。
2012年から定期的口腔メンテナンスを受けるために通っています。
きっかけは、岩手県盛岡市で通っていた安藤歯科医院からの紹介です。
2010年に虫歯の治療で、たまたま当時住んでいた家の近くという理由で、通い出した、安藤歯科医院で、歯のメンテナンスの大切さを知りました。
それまでは、歯のメンテナンスについては無関心で、歯は虫歯だらけで、ぼろぼろでした。
安藤歯科医院で本格的な治療を受けてからは、フロスを使って自分自身で行うメンテナンスと、3-6カ月おきの、歯科衛生士から受ける専門的メンテナンスに通っています。
5年前から始めた糖質制限の効果もあって、歯と歯茎は健康に保たれています。
若林歯科医院 外観
恵比寿駅から徒歩5分ほどの便利な場所にあります。
新装になってからまだ新しく、内装がきれいです。
ゆったりとした音楽が流れていて落ち着きます。
若林歯科医院の定期メンテナンスの特長
ぼくが毎回受けているメンテナンスの時間は約1時間です。
若林歯科医院のホームページでは、歯科衛生士による定期的なメンテナンスのことを、PMTC(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)と表現しています。
メンテナンスで見つかった異常は、終了後に歯科医師にチェックしてもらうことができます。
8年の間、1度だけ治療になったことがありました。
必要な段階ですばやく治療を受けられるのも、定期メンテナンスを受ける大きなメリットです。
治療内容が引き継がれていて安心
安藤歯科医院で受けた治療はすべて引き継がれています。
歯科衛生士による定期点検で少し異常らしきものが見つかったら、最後に院長によるチェックを受けます。
院長は、様子見か、治療か、長い目で見た提案をしてくれます。
歯科衛生士は来院依頼、ずっと同じ方が担当していただいているので安心感があります。
定期メンテナンスの料金
1回のメンテナンス料金は16,500円です。
保険診療ではありません。
ぼくの場合は、今は半年に1回なので負担には感じません。
最初は3ヶ月に1回の頻度で通っていました。
クレジットカードで支払うことができます。
歯周病についてまとめてみます
若林歯科医院は歯周病専門クリニックです。
若林歯科医院のホームページには、歯周病についての情報がわかりやすくまとめられています。
今回、自分自身の知識の整理のために、歯周病について自分の言葉でまとめてみたいと思います。
歯周病の怖さ
歯周病は30代以上の日本人の8割以上が罹患していると言われています。
8割という数字には驚きを感じます。
歯周病は、かなり病状が進行しても自覚症状が少ないために、ぼくの若い頃のように、多くの人は放置しているそうです。
しかし、歯周病は高齢になって歯が抜ける原因になるだけでなく、全身の様々な疾患に大きな影響を及ぼします。
それが「サイレントキラー」と呼ばれるゆえんです。
歯周病菌から出る毒素は、血液を通して全身を巡り、心疾患や脳血管疾患、糖尿病を悪化させる可能性が指摘されています。
歯周病の社会的影響は
85歳以上で、20本以上歯が残っている人は25%です。
現在、国民医療費の7〜8%、2.7兆円が歯科医療費として使われています。
心疾患、脳血管疾患、糖尿病に関連していることを考えると、さらに膨大な医療費が使われる原因になっています。
歯周病の原因は
そして虫歯と歯周病も、最大の原因はプラーク(歯垢)です。
プラークは、ただの食べカスではなく、生きた細菌の塊です。
プラーク(歯垢)の重量の、約80%が細菌です。
プラーク中の細菌は、食物中の糖質を栄養源にしてどんどん増えていきます。
歯周病を防ぐためには
自分自身で行う日頃のケアと、歯科衛生士による専門的ケアの2つが必要です。
日本人には、歯を磨く習慣は広く浸透していますが、フロスでのメンテナンスはまだまだ広がっていません。
食後のフロスを習慣にする必要があります。
ぼくは安藤歯科医院で指導を受けた、こちらのフロスを使用しています。
プラークが固くなってできた歯石は、自分自身で取り除くことはできません。
そのため、定期的に歯科衛生士による専門のメンテナンスを受ける必要があるのです。
まとめ
歯周病を予防し、歯と歯茎を健康に保つことは、人生100年時代を健康に生きるために、最重要の生活習慣だと言えます。
若林歯科医院は、長期間に渡って、信頼して任せられるクリニックです。
若林院長が予防歯科についてわかりやすくまとめた著書です。