『結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術』 中島聡 (著)を読みました。
パーソナルブランディングを構築すること、そしてそのために情報発信がいかに効果的かがわかりました。
中嶋聡さんは情報発信の入り口としてブログに好きなことを書くということを薦めています。
ブログで情報発信をしていきたい人には参考になる内容がたくさん詰まっている本です。
パーソナルブランディングとは『 結局人生はアウトプットで決まる』
ぼくは立花岳志さんのブログを読んで感銘を受け、立花岳志さんの講座を受けてブログをはじめました。
立花岳志さんがいつも言うのは、ブログは個人のブランディングを構築するツールであるということです。
中島聡さんも、ブログはパーソナルブランディングを構築するために最強のツールだと述べています。
中嶋聡さんは、パーソナルブランディングとは、パーソナルマーケティングであり、個人の信用を高めることだと解説しています。
信用とは、この人に頼めば、ある分野において一定の成果を出してくれるだろうという期待です。
何を情報発信すべきなのか
中島聡さんは、インターネット上にある情報をまとめるだけの文章はやがてAIが取って代わると断言しています。
ブログでは自分の好きなことを書くことが大切です。好きなことを書くと、たとえ文書がうまくなくても、熱量が伝わります。
好きなことが見つからない場合はどうすればいいのでしょうか。
中島聡さんは、好きなこととは結果論だと述べています。
つまり、やってみないとわからないのです。やってみて寝食を忘れるくらい没頭することで、それが好きなことになるのです。
これは堀江貴文さんが落合陽一さんとの共著『 10年後の仕事図鑑』の中で書いていることと同じです。堀江貴文さんは、好きだからハマるのではなく、ハマるから好きになる、と述べています。
では何からやってみればいいのでしょう。
それは好奇心に従うことだと中島聡さんは強調します。
好奇心→やってみる→ハマる→好きになる
これが好きなことを見つけるサイクルです。ハマれるものが見つかるまで、これをひたすら繰り返していくのです。
インプットしたければ当事者になる
アウトプットするためにはインプットが必要です。
中島聡さんは、もっとも効果的なインプットの方法は当事者になることと述べています。
中島聡さんは、ビットコインの知識を得るため、自分自身でビットコインを買って取引を行ってみたそうです。
自分でビットコインを買うまではわからなかったことが、買ってみて初めてわかったと述べています。
つまり当事者になることで、うわべだけでない、生きた情報が自分の中に入ります。それがアウトプットの元になります。
まとめ
本書を読むことで、ブログで情報発信を続けることがパーソナルブランディングを構築し、それが個人の信用を高めるということがわかりました。
信用を数値化したものがお金であり、お金の価値がどんどん下がってきている現在、信用を高めていくことはとても大切です。
ブログでの情報発信はとても大きな力を秘めていることをあらためて理解することができました。