『夢を絶対に実現させる方法! 』 原田隆史(著) を読みました。
本書で「心のツボ」理論について知ることができました。
心づくりを通じて、目標を達成するのが原田メソッドですが、そのために重要なのが心の元気を保つことです。
それが心のツボ理論です。
『夢を絶対に実現させる方法!』心のツボとは
人の中には体の栄養と、心の栄養と2種類必要です。
心の栄養がたまるのが、心のツボです。
心のツボが80−100%満たされていれば問題なしです。
50%は要注意レベルです。
30%未満では周囲の人や教師では対応ができず、医療が必要になります。
心のツボを満たす5つの方法とは
心のツボを満たす方法として、原田先生は5つの方法を示しています。
1つ目はストロークを与え合うこと。
その中で肯定的ストロークを与えることです。
ストロークとは人と人との関わりです。
人間は他人とのかかわりがないと生きていけない動物です。
2つ目は部分否定です。
否定的ストロークの中で唯一使うべきものがあります。
それが部分否定のストロークです。
相手の存在を肯定した上で、条件をつけた否定を与えることです。
部分否定は、人格の否定と受け取られないように言葉の選び方が大事です。
また、理由をしっかりと伝えて納得してもらう必要があります。
3つ目はセンタリングです。
前向きな主体者意識の強い人と関わることで、自分自身を高めることです。
前向きな人と関わることで自分も元気になれます。
4つ目は自己認識です。
人間は、自分はこんな人間なんだとわかったときに元気が出るものだと原田先生は解説します。
自分の思いを文字に書く、口に出すことで、思考が外に出て、自分を客観視できます。
また自分が書いた日誌や、長期目的目標設定用紙を読み返すことも有益です。
5つ目は原体験です。
幼少の頃夢中になったことの中で、今でも自分に元気を蘇らせてくれる活動を探し、追体験します。
まとめ
原田メソッドを学んで、ストロークの重要性は日々意識するようになりました。
ストロークを与え合うことは、人を元気にすることを身をもって感じています。
本書を読んで、ストローク以外にも、自己認識、センタリング、原体験という3つの方法をあらたに知ることができました。
自己認識については、ぼくも悩みがあるときは、それを洗いざらい紙に書き出すようにすると、不思議と気分が落ち着くことを経験しています。
原体験は、今すぐには思い浮かびません。
少しずつ思い出していきたいと思いました。
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