全日本卓球2018を観戦しました。
昨年に引き続き、全日本卓球のイベントの仕事に関わることとなり、仕事をしながら試合をちょこちょこ観戦することができました。
会場の雰囲気と、男女シングルスの試合結果から思うことについて報告します。
全日本卓球2018 初日の様子
▲1月15日(月)朝10時前に千駄ヶ谷駅を降りて、東京体育館に向かいました。
東京体育館となりは新国立競技場を建築中です。
昨年来たときの光景とはかなり違います。
▲お昼12:30頃の体育館の様子です。朝10時に入ったときには、まだ雑然としていましたが、あっという間にセッティングされていました。準備の速さにびっくりです。
▲開会式は1階VIP席にて行われました。昨年の優勝者に加えて、世界選手権での入賞者が参加し、報奨金授与のセレモニーがありました。
▲大会プログラムは1000円で販売されていました。
トーナメント表、タイムテーブルだけでなく、コラムや、選手のインタビュー記事などたくさんの写真を交えた、読み応えのある分厚いプログラムです。
全日本卓球2018 大会4日目の様子
▲1月18日木曜日、8:50頃です。
木曜日でこれくらいの行列ができているのはびっくりです。
午前中は、ミックスダブルス準決勝、決勝、ジュニア男女の準決勝、決勝が行われます。
今年はミックスダブルスで、ナショナルチームの選手同士のペアが出場していているのが、観客が多い理由です。吉村・石川、森園・伊藤、大島・早田という有力ペアが準決勝に進んでいます。
また、ジュニア男子で張本選手、ジュニア女子で長崎選手、木原選手が準決勝に進んでいます。
卓球ファンにはたまらない試合が午前中から繰り広げられました。
全日本卓球2018 大会5日目の様子
▲1月19日金曜日、朝8:50頃です。木曜日よりさらに長い行列になっていました。
男女シングルスのランク(ベスト16)決定とベスト8決定、男女ダブルスの準々決勝が行われました。
丹羽ー吉田、大島ー吉村真晴、石川ー早田などの好試合が行われました。
全日本卓球2018 大会最終日(7日目)の様子
▲1月21日 日曜日、朝8:50頃です。すごい行列です!
▲まだまだ続く。
▲さらにまだまだ続く。
▲試合開始前と、試合の合間は、メーカーブースとイベントブースはこのようにごった返していました。
金曜日までは、客席には人が多くても、ブース前にこれほど人が来ることはありませんでした。
やはり、土曜、日曜は観客数が圧倒的に多いのを実感します。
全日本卓球2018 男女シングルスの結果から思うこと
女子シングルスは伊藤選手が石川選手と平野選手を破って、堂々の優勝を果たしました。今大会はダブルスでも動きがよく、バックドライフなど新しい技術も取り入れて、勢いがありました。
昨年は平野選手、そして今年は伊藤選手と、毎年ヒロインが入れ替わるのは、日本女子にとっては望ましい状況だと思います。
男子は、張本選手が終始水谷選手を圧倒し、文句なしの優勝を成し遂げました。男子卓球の新しい時代の幕開けです。
昨年まで水谷選手が11年連続で全日本の決勝に進んで、そのうち9回優勝しています。10年間は水谷選手1強の時代だったわけです。張本選手の今回の勝利は、その時代に終止符を打ったということなのかもしれません。
張本が強くなったことで、団体戦では水谷の負担が軽くなり、中国に次ぐ2位の地位を確かなものにすることができるでしょう。
東京五輪に向けて、好材料の多い全日本卓球でした。