中国式ペンホルダーのグリップを日本式(コルク付き)に加工してみた

中国式ラケット(インナーフォースレイヤーALC.S)のグリップを日本式(コルク付き)に加工してみました。

Amazonで購入した糸ノコギリと、コルク板で、意外に簡単に加工できました。

日本式(コルク加工)へ変更のきっかけ

松下大星選手が、下記DVDのQ&Aの中で日本式の方が裏面が打ちやすいと言っていたからです。

【卓球】松下大星のペン進化論 – 卓球王国

一度試してみたいと思い、現在使用していないラケットを使って、加工してみることにしました。

まずグリップ部分を糸ノコギリで切断する

中国式グリップ柄のラケット側の先端は、傾斜のついている部分があります。

その傾斜のスタート部分にボールペンで線を引き、その線の上に糸ノコギリを入れていきました。

使用した糸ノコギリはこちらです。Amazonで1,000円以内で買えました。

ハナツールズ 多目的のこぎり マジックソー HA-502 アソート

まずは糸ノコギリで引いた線の上から切っていき、板まで到達したら、その月に柄の先端部分に横から糸ノコギリの歯を入れて柄の先端部分を切り取ります。

板と水平に歯を入れる必要があるので、ラバーは邪魔になるので剥がしておきます。

横から歯を入れる時に、板の部分を削ってしまわないように注意が必要です。

グリップを取り除いた部分をきれいにする

グリップの先端部分を切り取った後はこんな感じです。

少しグリップの木が残っているので、これをカッターナイフで取り除きます。

残っている青色の部分をカッターナイフで切り取った後、サンドペーパーで表面を平らにします。

コルク板の取り付け

使用したコルク板もAmazonで購入しました。prime便は使えませんでしたが、500円くらいです。

クラフト社 革工具 コルク板 8587

15mmの厚さがあります。

先ほど切り取ったグリップの先端と同じ大きさのコルクを切り取るため、コルクの上に切り取ったグリップを置いて、線を引きます。

コルクの幅、長さを調節したい場合はこのときに、サイズを調整します。

私の場合は、切り取ったグリップと同じサイズのコルクでちょうどよく感じています。

グリップを切るのに使用した糸ノコギリでコルクを切り取ります。

切り取ったコルクをグリップ部分に木工用ボンドで貼り付けます。

これは百均で買い増した。

木工用ボンドが完全に乾いたら、コルクと従来のグリップの間の角を糸ノコギリで斜めに切って、グリップの一体感を出します。

出来上がりです。

完成まで30分もかかりませんでした。

まとめ

中国式ペンホルダーのグリップを加工して、コルクを取り付けて日本式のグリップにしてみました。

翌日から使用していますが、コルクによって親指が固定されて、裏面の角度が出しやすく安定します。

試作品として加工してみましたが、メインラケットとして使用しています。

この後、どのように裏面が打ちやすくなったのかの記事を書こうと思っています。