旧江戸川は江戸川区と市川市・浦安市の間を流れる河川です。
都営新宿線の一之江駅と東西線の南行徳駅を結ぶ道路にある今井橋から上流には橋がなく、行徳、妙典から、瑞江、篠崎方面へのアクセスができません。
江戸川区と市川市は人口密集地帯にも関わらず、この間にいまだに橋が無いのはとても不思議です。
しかし、江戸川水閘門(こうもん)と呼ばれる、旧江戸川の分流地点に、歩行者と自転車のみ通行できる橋があります。
Googleマップではかなり拡大しないと出現しない橋です。
都心なのに、歩行者しか渡れない橋というのはとても珍しいのでレポートします。
旧江戸川水閘門 外観
下流方面から水閘門を見たところです。
左の長方形の門が閘門で、右の突起が並んでいるのが水門です。
水門と閘門が併設されているため、水閘門という名称になりますが、一般的には江戸川水門、篠崎水門と呼ばれているようです。
江戸川水閘門 – Wikipedia旧江戸川水閘門 橋の入り口
妙典(市川市)側からの眺めです。
向こう岸が江戸川区で、東京さくら病院の前に出ます。
旧江戸川水閘門 橋の上
実際に橋の上に来ると、かなりしっかりしたつくりであることを感じます。
幅は狭いですが、車が通っても問題ないと思います。
橋の上からの、下流方面の眺めです。
まとめ
江戸川水閘門にかかる橋を自転車で渡ってみました。
Googleマップではかなり拡大しないと現れないので見つけることは難しく、歩行者、自転車しか通れないという珍しい橋です。
行徳・妙典から瑞江・篠崎に抜ける橋が無いため、この道を使えるととても便利です。