中国式ペンホルダーラケットの重量 20g軽くした

ラバーの貼り方と種類を変えることで、中国式ペンの重量を一気に20g軽くしました。

急激に軽くしてプレーに影響が出るかと思いきや、サーブ以外はそれほど影響はなく、フォアハンドは以前よりよくなりました。

従来のラケット

中国式ラケットに裏ソフトラバーを両面貼っています。

表面にディグニクス05(トクアツ)、裏面にロゼナ(トクアツ)を貼っていました。

表面はグリップから指の一間接分ほど開けて貼っており、裏面はグリップまで全部貼っていました。

その総重量は180gです。

自分としては重いとは感じていませんでした。

しかし、先日部内の人から、ラケットを軽くしたほうがいいと強く勧められました。

彼は日頃からラケットを軽くすることにこだわっている人で、私のプレーからラケットの重さの弊害が出ていると感じたとのことです。

現在のラケット

表面のラバーは今まで通りディグニクス05(トクアツ)ですが、グリップからさらに2cmほど開けてから貼りました。

裏面はラウンデル(アツ)に変え、表面と同じくらいグリップから間隔を開けて貼りました。

テンション系でないのとトクアツからアツに変更して、ラバー自体の重さが軽くなりました。

160gになって従来から11%軽くなりました。

表面のBefore(左) After(右)。

裏面のBefore(左) After(右)。

プレーの変化

サーブ

サーブが飛ばなくなりました。

ネットに引っかかって何度もレットになったり、ネットに届かないサーブミスが出るようになりました。軽くなった分、当てただけでは反発力がなくなりました。

レシーブ

特に変わりはありません。

しいてあげれば、当てただけのストップだと、サーブと同様にネットに届かないことが多いです。

しかしこれはラケットと体が離れてしまっているという技術的な原因が大きく、ラケットが軽くなったことの影響は少ないと思います。

フォアハンド

ラリーで威力がなくなるかと思いきや、自分ではそれほど変化は感じませんし、受けた相手からは、むしろいいボールが来ていると言われました。

おそらく、軽くなった分スイングスピードが速くなったのと、ラケットが上から出るようになったせいでしょう。

グリップ部分にラバーを貼らないことで、重心が先に寄って打球感が変わるのではないか、また根元に当たったときにどうなるのかと心配しましたが、両方ともまったく影響はありませんでした。

根元のラバーの名称が書かれている部分に当たったときは、イレギュラーな球質ながらもきちんと相手コートに入ります。

バックハンド

ロゼナからラウンデルに変えたので回転がかかりにくくなりましたが、裏面バックハンドはツッツキや緩いボールに対してしか使わないので、プレー全体に与える影響は大きくありません。

ミスをするのはラバーの影響よりも、手首を使いすぎるなど、技術的な問題がほとんどです。

まとめ

ラバーの貼り方とラバーの種類(バック面のみ)を変えることで、重量が180gから、20g(11%)軽くなり、160gになりました。

自分が思っていたほどには影響が出ることなく、フォアハンドの打点が高くなってプレー全体としてはよくなりました。

トップクラスの選手でも中国式ペンホルダーの重量は180〜190gと言われているのを考えると、今まで使用していた180gという重さは私の年齢、レベルからは重すぎたのかもしれません。

しばらくこの重量をキープして続けてみます。