2020年10月24日、鎌倉の朝食屋コバカバで開催された「グッドバイブス食堂」に参加しました。
「癒し」とは「本来の自分」に戻ることです。
私たちが「本来の自分」から遠ざかってしまう元凶が「恐れ」と「不安」です。
倉園佳三さんは「本来の自分」に戻るための5つの方法を解説しました。
いつもながらスッと腑に落ちて、いますぐに実践できる内容が満載でした。
私が取り入れようた思った3つの気づきをまとめます。
グッドバイブス食堂 in 鎌倉 「光と闇の癒やしの法則」から3つの気づき
仕事に色をつけない
倉園佳三さんは、あらゆる仕事は、細かく分解すると「他の仕事と変わらないひとつのアクション」の連続になると表現しました。
スマートな仕事、3Kな仕事、将来性があるかないか、自分の成長につながるかどうかなど、私は本当のことはわからないのに、勝手にたくさんの色をつけていました。
そのことで自分の視野を狭めていました。
あらゆる仕事が、ひとつひとつは同じアクションでできているということに気づいたことで、どんな仕事も本気でやる価値があると思えるようになりました。
結果に色をつけない
私はいつの頃からか、期待通りの結果が出たら「当たり前」で、期待通りにいかなかった結果は「反省すべきこと」だと思うようになっていました。
特に期待通りにいかなかったときには自分を責めがちになり、自分で自分を責めることで自らのパフォーマンスを下げていました。
そんな状態にならないように自分なりに工夫してきたのは、過剰な期待は持たない、目標設定のハードル下げるということでした。
だからこそ期待通りに行かなかったときは、大きく落胆するととともに、自分の不甲斐なさを責めてしまっていました。
このような状態を、倉園佳三さんは、期待とは自分の頭の中にしかないものだから「イリュージョン」であると断定しました。
私は、結果に対して期待という「イリュージョン」で勝手に負の色をつけてきたのだと気づきました。
倉園佳三さんは現実の結果こそが「リアル」であると強調しました。
私は、仕事に色をつけないのと同様に、結果にも色をつけないようにしようと心に決めました。
まずは自罰を止める
佐々木正悟さんは、私たちが乳幼児期に経験する「妄想-分裂ポジション」と「抑うつポジション」について解説しました。
乳児は生まれてすぐは、授乳を同一の母親からのものと認識できず、お乳がよく出る「良いおっぱい」と、そうでない「悪いおっぱい」のように、別のものとして感じるそうです。
その後、母親を一人の人物として認識できるようになると、悪いと判断したことに対して罪悪感を抱くようになります。
「妄想-分裂ポジション」とは悪を外に見て、「抑うつポジション」は悪を内に見ます。
ポジションという言葉が示すように、この状態は、大人になっても同じ人の中で行ったり来たりを繰り返します。
何か不都合なことが起きたとき、下記のように悪を外と内に見る連鎖が起こります。
- それはいけないことだと思う
- もしかして自分のせいではないかと自省する、または無関心であった自分を責める
- こんな気持ちにさせた人が悪い
このような連鎖を止めるための方法として、佐々木正悟さんは、まずは自罰を止めようと強調しました。
先ほど述べた、結果に色をつけないということは、悪を外に見ないことです。
そのように気をつけていても、反射的に悪を感じてしまったときは、決して自罰はしないようにしたいと思いました。
まとめ
「本来の自分」を知ることでいつでも自分を「癒す」ことができるとわかりました。
その場ですぐに実践できる内容ばかりであり、セミナーを聞いた後は心が軽くなりました。
グッドバイブス勉強会は今年3月からオンラインで参加するようになり、書籍で読むのに比べてはるかに内容を深く理解できました。
今回は初めてリアルイベントに参加しました。
倉園佳三さん、佐々木正悟さんの、素の姿、表情を垣間見ることができ、言葉では言い表せないですが、もろもろの感情が伝わって、より深く楽しむことができました。