『最高の教師がマンガで教える勝利のメンタル』原田 隆史 著/北田 瀧(マンガ原作) を読みました。
メンタルトレーニングには8つのスキルがあります。
僕は原田メソッドを学んで、日頃実践していますが、この8つのスキルを高めることは、スポーツだけでなく、日常生活や仕事にかなり役立ちます。
本書を読んで明日から実践しようと思ったことを3つまとめます。
イメージトレーニングの正しいやり方は
イメージトレーニングは、スポーツにおいて、実際にプレーするのと同じくらいの効果があります。
ただし、イメージトレーニングの効果を得るには、正しいやり方が必要です。
原田先生は、イメージするのは「正しい結果を促進するもの」でなければならないと述べました。
イメージトレーニングでよくある間違いは、結果だけをイメージしてしまうことです。
結果だけを強くイメージした場合は、それだけで満足してしまい、そのための行動がおろそかになってしまいます。
結果をイメージするのではなく、プロセスをイメージするのです。
ウサイン・ボルト選手は、1歩目が何センチで、何歩でゴールするかまでイメージするそうです。
プロセスを詳細にイメージすることで、それを達成するための行動につながるのです。
僕の場合も、勝った自分、うまくなった自分という結果ばかりをイメージしていました。
これからは、実際にどんなプレーをして勝つのか、どのような練習をしてうまくなるのかをイメージしてみようと思います。
イメージトレーニングを日誌に生かす
原田先生は、メンタル強化の最強のツールが「日誌」であると述べました。
原田先生は、日誌の50%は翌日のイメージトレーニングのためにあてるべきと強調しました。
具体的には、翌日の行動を時間軸に沿って考えていくのです。
僕は、日誌を毎日書いていますが、その日の振り返りに9割ほどの時間をかけています。
翌日のことは、アプリでスケジュールをまとめる程度しかやっていませんでした。
今後は、スケジュールに加えて、それをどのように具体的に行うのか、イメージトレーニングのように取り組んでみようと思います。
日誌には感情も記録する
「日誌」でその日の振り返りには、よかったことを書くようにしています。
原田先生は、何がよかったのか、その要因と、よかったときはどんな気持ちだったのか、感情を含めて振り返ることで、それが定着していくと解説しました。
僕は、その日のよかったことは書いていても、そのときの感情までは記録していませんでした。
パフォーマンスの方程式は 「P=何を× どんな気持ちで」です。
その気持ちを再現できるように、よかったことの振り返りには、感情も記録していこうと思いました。
まとめ
メンタルトレーニングの8つのスキルが、マンガでわかりやすく書かれていて、すぐに実践できる内容になっています。
スポーツだけでなく、日常生活や仕事に生かせる内容が盛り沢山です。
姉妹本の前作『最高の教師がマンガで教える目標達成のルール』とともに読み合わせると、原田メソッド、原田式メンタルの基礎が学べます。