ラズベリーパイによるビットコインフルノード構築 ネットワーク設定と公開

2019年5月13日にRaspberry Piによるビットコインフルノードの全ブロックの同期が終了しました。

そのあとはネットワークの設定を行い、フルノードを公開しました。

ビットコイン研究所の「065 ビットコインフルノードを立ち上げよう!実践マニュアル」に従って行いました。

全文を読むにはDMMオンライサロンのビットコイン研究所への加入が必要です。

ポート8333を通す設定

ラズベリーパイのIPを確認する

Raspberry Piはルーターから有線LAN接続しています。

id adr show でeth0の行を見ると、Raspberry PiのIPが確認できます。

ポート8333を設定する

バッファローのルーターを使用しているので、バッファローのWebのポート開放の設定方法/アドレス変換の設定方法を参照しました。

先程確認したRaspberry PiのIPをLAN側IPアドレスに入れて、画像の矢印の箇所にポート番号8333を入力します。

ポート公開を確認する

Port Fowarding Testerでポートが公開されているかどうか確認できます。

ここで入力するアドレスはグローバルIPです。

Bitnodesに登録する

bitnodesは世界中のフルノードの数や状況が検索できるサイトです。2019年5月31日時点で、世界中に9599のノードがあります。

日本にはまだ200しかありません。

そのうちの一つのノードになるというのは感慨深いです。

グローパルIPとポートに8333を入力してCHECK NODEボタンを押すと登録されます。

Bitnodesからはメールで接続状況の連絡がきます。

STALLEDというのはどういう状況かわからないのですが、落ちているわけではないようです。

ノードの詳細を開いてみるとUPとなっています。

bitcoin-cli getnetworkinfo でもネットワーク接続状況を把握することができます。

まとめ

同期したRaspberry Piのフルノードをネットワークに公開する手順をまとめました。

日本に200しかないフルノードの1つが小さいRaspberry Piで運用されているというのは感慨深いです。

次は興味を持っているライトニングのノード構築に挑戦してみます。