樺沢紫苑さんの新刊『アウトプット大全』を読みました。
日頃、樺沢塾、ウェブ心理塾の動画を視聴しているおかげで、かなりアウトプットができるようになっていると実感しています。
本書を読んで、あらためてぼくが取り入れたいと思った内容を3つまとめます。
1 笑顔トレーニングとしての「変顔」 『アウトプット大全』
ぼくは表情が硬いとよく言われます。
また自分で鏡を見てもそう思います。
人から声を書けられづらい表情をしているなぁといつも思います。
表情が硬いと、感情も硬くなって、いろいろなできごとに感情をゆさぶられることは少ないけれど、喜怒哀楽が人より少ないです。
それを直そうと、毎朝鏡の前で笑顔を作るというのをしばらくやっていました。
しかし、作った笑顔ばどうしても硬さが残ります。
そのような笑顔は、わざと笑顔を作っていると相手に読み取られてしまいます。
「変顔」は硬さがあるとできません。
自分でも笑える「変顔」が作れると、自然に表情が和らぎます。
毎朝鏡の前で、自分でも笑える「変顔」を作る、を習慣にしていこうと思います。
2 手で書く 『アウトプット大全』
気づいたことは、PCかスマホに入力しています。
具体的には、PCに向かっているときはPCのアウトライナーかEvernoteに、それ以外はスマホアプリのPostEverに入力しています。
PCかスマホに入力するのは、まず第一に簡単だからという理由が一番です。
スマホは常時身につけているし、とっさのときは音声入力もできます。
また、書いたメモを、置き換え、並び替えが自在にできて、あとから検索できるのも便利です。
しかし、PCやスマホで書いたメモは、あとから見返しているかと自分に問うてみると、なかなか見返してはいません。
何らかの事実や情報については検索して見返しますが、自分の気づきや学んだことなどはなかなか見ないものです。
どうせ見返さないなら、記憶に残りやすい手書きで書くべきだと気づきました。
気づきを手書きで書いて、翌日に見返して、Evernoteに転記する、またはスキャン、スマホで撮影して、Evernoteに入力するシステムを作れば、2回アウトプットすることになり、週末にそれをまとめる作業すれば、1週間に3回アウトプットすることになり、長期記憶に残ります。
新たに始めようと思う習慣は以下です。
手書きメモ→翌日Evernoteに入力→週に1回まとめる
3 今日、今、やることだけを考える 『アウトプット大全』
今日やることを決めたらそれだけをやる。
ぼくは、今日やれなかったらどうなるだろう、違う方法があるのでは、とやる前からいろいろ悩むことがよくあります。
やらないから、悩むのです。
まずやってみて、それでだめなら考えればいいのです。
実際のところ、やってみたら乗ってくる場合がほとんどです。
今日やると決めたことは、1分でいいからやってみるを習慣化します。
まとめ
題名に「大全」とあるように、アウトプットに関する方法と理論が、すべてと言っていいほど網羅されています。
アウトプットに関連する内容で、わからなくなったり、迷ったときには、調べてみれば必ず答えが書かれているだろうと思える本です。
常に本棚の手の届くところに置いておきます。
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