卓球の試合で「凡ミス」をするな、というアドバイスをよく受けてきました。
このようなアドバイスを受けたときに、「凡ミス」をしないぞと、気持ちを引き締めて次のセットに向かいますが、結局同じミスを繰り返してしまいます。
なぜ「凡ミス」は繰り返してしまうのでしょうか。
「凡ミス」とは結果であって原因ではないと思うのです。
だから、「凡ミス」をするなと言われても、その原因を直さない限り、「凡ミス」は減りません。
「凡ミス」というのは通常なら100%近く入るはずの簡単な技術を、ミスしてしまうことを言います。
アドバイスを受けた側は当然「凡ミス」が出ていることはわかっています。
しか「凡ミス」が出ている原因がわかっていないから、「凡ミス」をしてしまうのです。
では試合中の「凡ミス」は、どうすれば減らせるのか考えてみました。
「凡ミス」の種類
ぼくの場合、一番多いのがツッツキのミスです。
相手から攻められたボールではないだけに、非常にもったいないミスになります。
自分から多く攻めているのに負けてしまうときは、ツッツキのミスが多いときです。
ミスをしてしまうときは、予想外の変化があるときが多いのですが、調子のいいときはちょっとした変化はとっさに修正できています。
その次に多い「凡ミス」は、高く上がったボールを決めにいってミスをすることです。
勝負どころでこのようなミスが出てしまうと、相手に心理的余裕を与えてしまい、勝つのは難しくなります。
「凡ミス」の原因は
ツッツキのミス、高く上がったボールのミス、両方ともに共通していることは、手で打ちにいっているということです。
下半身が後ろにあるまま、手だけで打ちにいくと、ちょっとした変化でミスしてしまいます。
手で打ちにいっているとき、ぼくの場合は、スタンスが狭く、重心が高くなっています。
そして手の位置が下に下がって、後ろにあります。
「凡ミス」を修正する対策
これを修正するための方法は3点です。
- スタンスを広くする
- 目線を低くする
- ラケットを高く前に保つ
あくまでもぼくの対策です。
本記事をお読みになっている方それぞれに、特有の原因と対策が存在するはずです。
卓球の「凡ミス」 まとめ
試合で「凡ミス」を指摘されたり、自分で自覚したときにに、それを修正する方法は、2点です。
- 「凡ミス」が出る場面と原因を把握しておく
- その対策を試合の前にあらかじめ作っておく
過去の試合や、練習で、「凡ミス」が出たとき「凡ミス」が出なかったときを比較して、何が違うのかを分析しておくことが重要です。