「かえうち」を使ってiOSで親指シフト(orzレイアウト)を行う設定をまとめました。
使用環境は、Apple 純正 USBキーボード A1242、iPhone7Plusです。
2019/10/1追記 iPad Pro 12.9インチ、iPhone XS Maxにて動作確認済。
サンプル集の中のかんたん設定で完了するので非常に楽です。
2019/10/1追記
かえうちカスタマイズ6.0対応で変更になった箇所を追記しました。
かえうちカスタマイズを起動
▲「かえうちカスタマイズ」を立ち上げたところ
「かえうち」のサイトからプロダクトキーを入力してダウンロードできます。
orzレイアウト(右手親指ずらし)の設定
▲「開く」→「サンプル集」を開きます。
▲「かんたん設定を表示」をクリック。
▲1列ずらしをすべてチェックします。
左親指シフトキーを「スペース」、右親指シフトキーを「かなMac)」に設定します。
日本語オフは「英数(Mac)」、日本語オンは「かな(Mac)」に設定します。
左親指の単独押しはSpaceにします。
▲入力が完了したら「読み込む」をクリック。
▲かえうち6.0からMajic keybordが追加されています。
Majic keybordを選択し、キーボードの配列を確かめます。
ここの選択は書き込みには影響しないので、飛ばしても構いません。
キー配列が右に1列ずれていることがわかります。
配列面1〜4のタブをクリックすると、親指シフトキーを押したときのキー出力が表示されています。
▲配列面0(英数入力)でバックスペースが設定されていなかったので、画面下部の機能のリストからBackspaceキーを選択し(ピンク色に変わる)、配置したい場所をクリックして設定しました。
「かえうち」に設定を読み込み
「かえうち」をPCに接続して「読み込み」をクリックします。
ここで読み込みが失敗する場合は、「かえうち」がカスタマイズモード(LEDが消えている状態)になっていない可能性があります。
その場合は、「かえうち」に接続したキーボードで 「左shift」+「右shift」+「esc」の同時押しでカスタマイズモードにすることができます。
iPhoneのメモ帳でテスト
▲読み込みが完了したら、テストでiPhoneのメモ帳でタイプしてみます。
iPhone上で親指シフトで文字がさくさく打てるのは感動します。
「かえうちカスタマイズ」サンプル集の「かんたん設定」で設定した、日本語入力オンの「かな」キーを押すと、かな入力ができ「英数」キーを押すと、英語入力ができます。
漢字変換はスペース、タブ、矢印キーのどれかを押して、候補を選択し、エンターで確定させます。
▲Caps Lockキーを押すとメニューが出るので、各種入力方法を選択することができます
まとめ
「かえうち」を使ってiPhoneで親指シフト入力(orzレイアウト)ができる設定方法をまとめました。
「かんたん設定」を使って、文字通り簡単に設定を行うことができます。
今回使っているApple純正キーボードは薄くて軽いので、かばんに常時入れておけます。
Macがバッテリー切れなどで使えないときでも、どこでも親指シフト入力で文字を打てるのはとても心強いです。