自分のことだけ考える。堀江 貴文  (著) 【レビュー】

『自分のことだけ考える。』無駄なものにふりまわされないメンタル術 堀江 貴文  (著) を読みました。

自分のことだけ考えるとは

『自分のことだけ考える』とは、刺激的なタイトルです。

このタイトルの裏側には、「他人のことはわからない」という、堀江氏の若い頃からの基本的な考えがあります。

確かに、僕たちは、他人のことだけでなく、未来についても1秒先ですらわかりません。

唯一コントロールできるのは、今ある自分の心だけなのです。

堀江氏は、自分が何をするのか、それによって何が変わるのかだけに集中していくべきだと強調しています。

自分がコントロールできないこと、つまり、他人や、環境に左右されず、「流れに身をまかせる」のです。

炎上を恐れない生き方とは

他人や、環境に左右されない生き方は、「炎上」を恐れない生き方です。

堀江氏は「炎上」よりも、「無風」の方が恐ろしいと述べています。

本音での発信は、「炎上」を生みます。

その場を取り繕ったり、バランスを取る姿勢は、「炎上」はしませんが、現代社会では損をすると堀江氏は解説します。

自分の立ち位置を明確にして、突出させなければ、現代のビジネスにおいては壁を超えることができないからです。

『自分のことだけ考える。』

『自分のことだけ考える。』 まとめ

シンプルなメッセージで、現代を生き抜くメンタル術をわかりやすく学べる本です。

心のバリアを外していく勇気を本書からもらうことができました。

これまで日本社会では、横並び、バランス感覚が評価されてきました。

今後は、一人一人が本音を発信することを、許容する社会になっていって欲しいと強く思います。