なぜゴルフは練習しても上手くならないのか―T・ウッズやオチョアは知っている 児玉 光雄  (著) 【ブックレビュー】

メンタルトレーニングの理論を応用した、「メンタルゴルフ」を解説した本です。

ゴルフだけでなく、僕が取り組んでいる卓球にも応用できる内容が満載でした。

完璧なスイングはない

自分のスイングは完璧なスイングと思うことが大切です。

なぜなら、自分の身体と精神に最も適合しているのが、自分が行っているスイングだからです。

ミスの原因は、スイング自体の問題ではなく、その再現性にあります。

自分のイメージするナイスショットが一度でも出たことのあるスイングであれば、その再現性を高める努力をすればいいのです。

タイガーウッズのような名ゴルファーでも、アマチュアにはわからないレベルですが、ラウンド中になんどもミスショットをしているのです。

スイングにこだわるあまり、コロコロとスイングを変えるゴルファーは練習時間を無駄にしています。

僕も、理想のスイングにこだわるあまり、グリップやスイングをしょっちゅう変えてしまいます。

改めて自分のスイングを確立する必要性を感じました。

自信の量を変化させない

自信の量を変化させないためには、自分でコントロールできるものだけに着目することが重要です。

僕たちはどうしてもスコアに一喜一憂しがちです。

いいスコアで上がれると自信は上がりますが、大叩きすると途端に自信は下がってしまいます。

スコアは自分でコントロールできませんが、スイングは自分でコントロールできます。

結果にとらわれず、今この瞬間にフォーカスするのです。

スコアにつながらなくても、自分のイメージ通りのスイングができていれば、自信は保つことができるのです。

ゴルフのラウンドでは、天候や、周囲の環境など、コントロールできない要素はたくさんあります。

そのような要素にいかに左右されず、安定した感情でプレーできるかが重要です。

ゾーンに入る数息観呼吸法

数息観呼吸法とは、1、2、3、4…と数を数えながら息を吸い、同じように1、2、3、4…と数えながら息を吐くとい呼吸を繰り返す呼吸法です。

どこかの1点に視線を集中させて、お腹に手を当てて、腹式呼吸を意識しながら行います。

これをやることで、緊張感をほぐし、リラックスして集中できる状態を作ることができます。

プレー中に緊張を感じたときに行うのも有効ですが、普段から1回3〜5分を1日5回くらい実施しておくと、ゾーンに入りやすい脳に鍛えることができます。

僕も今日から開始してどのような効果が出るか実験してみます。

まとめ

メンタルトレーニングの理論を、どのように自分自身の卓球に生かすかという目的を持って読みました。

僕自身、卓球の試合で、得点、失点に一喜一憂してしまうことが多かったので、自信の量を変化させないというところは非常に参考になりました。

その他、すぐに実践できそうなチェックリストが巻末に付録として付いています。

これはゴルフを卓球に変換して使用していこうと思います。