大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法 カル・ニューポート (著) 【ブックレビュー】

フロー状態を一度でいいから体験したくて、集中力に関する本を読みあさっています。

ディープ・ワークとは以下のように定義されています。

あなたの認知能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動。こうした努力は、新たな価値を生み、スキルを向上させ、容易に真似ることができない。

その反対として、シャロー・ワークという概念があります。

あまり知的思考を必要としない、補助的な仕事で、注意散漫な状態でなされることが多い。こうした作業はあまり新しい価値を見出さず、誰にでも容易に再現することができる。

著者のディープ・ワークは以下のような日常で生み出されています。

1日3時間から4時間、週に5日、中断されることなく、焦点を定めて集中することで実践し、多くの価値ある成果を生み出すことができる。

本書から学んだことをまとめます。

ルーティンと儀式

ディープ・ワークを実践するためには、規則正しい生活が必要です。

起床後からの一連のルーティン化された行動によって、たやすくディープ・ワーク状態に入ることができるのです。

日常の生活から離れて、どこかに缶詰になるということも効果的です。

作家が、執筆活動を行うために、ホテルに数日間こもることが例として取り上げられています。

4Dxを活用する

4Dxは4 Disiplines of Executionの略で、実行のための4つの規律のことです。

4Dxでは、最重要の目標に対して、設定する指標を2つに分類しています。

今すぐコントロールできて、長期的な目標にプラスの影響与えるような行動を「先行指標」、一方、最終的に向上させようとするものを「遅行目標」と呼びます。

著者がこの4Dxを実践したときに、先行指標として取り入れたのが、ディープ・ワークに費やした時間です。

ディープ・ワークに取り組んだ時間は、最重要の目標に対してそのまま効果を発揮したのです。

著者が取り組んだ、具体的な4つの規律は以下です。

  • D1 最も重要な目標に絞って実行する
  • D2 最も重要な目標を達成するために注ぐ、ディープワークの時間を先行指標にする
  • D3 ディープワークに注いだ時間をスコアボードにつける
  • D4 スコアを定期的にチェックしてリズムをつくる

まとめ

ディープ・ワークを実践できる時間は、初心者なら、1日1時間、熟練者で4時間が限界であると、著者は解説しています。

まずは1時間のディープ・ワークを体験してみたいです。