『インランド・エンパイヤ』デヴィッド・リンチ 監督 【映画レビュー】

『インランド・エンパイヤ』デヴィッド・リンチ 監督を観ました。

3時間という長い放映時間、かつ訳がわからないストーリー展開に、途中からイライラ感がつのり、理解しようとする気さえ失せてしまった映画です。

『マルホランド・ドライブ』より、はるかに難解です。

精神科医で映画評論家の樺沢紫苑さんから、デビッド・リンチを観るなら、この3本だと教わりました。

  1. マルホランド・ドライブ
  2. インランド・エンパイヤ
  3. イレイザーヘッド

その言葉に従い、ちょうど開催されていた、アップリンク渋谷のデヴィッド・リンチ映画特集で観ました。

[relationlink]「デヴィッド・リンチの映画」特集上映 – 上映 | UPLINK[/relationlink]
まったく理解できていないので、『イレイザーヘッド』と同様、レビューではなく、個人的感想の備忘録になることをお許しください。

『インランド・エンパイヤ』ウサギ人間の舞台は何なのか?

冒頭から終わりまで、ウサギの頭をした夫婦とお手伝いさんの舞台シーンが何度も出てきます。

セリフはいつも同じ、そして観客の笑い声…。

舞台での電話は、実際の映画に出てくる電話ともつながる場面がありました。

ウサギ人間と、映画の中の人間の対応関係がまったくわかりませんでした。

一体いくつのストーリーが並行しているのか?

主演女性の役どころは少なくとも2パターンはありました。一つは有力者の妻で、豪邸に住み、主役を勝ち取った女優の役、そしてもう一つは娼婦としての役です。

途中で訳がわからなくなったのは、これ以外にも別の役柄が存在しているからのではないかという疑問が沸いています。

主演女優の夫役の男も、妻に自由を与えない有力者、子供ができてうろたえる夫、DVをする夫、サーカス団に移る夫、最後に子供と女性と3人で抱き合う夫と、様々な役で出てきます。

どれがつながっているのかが、よくわかりません。

『インランド・エンパイヤ』まとめ

観ている途中でギブアップしてしまったので、記憶もはっきりまとまっていません。

ネットや本で解説を探して、その後、もう一度観てみたいと思います。

それでも、理解できるかどうか自信がありませんが…。