『イレイザーヘッド』 デヴィッド・リンチ 監督を観ました。
気持ち悪い映像と、工場の騒音が続いた、というのが観終わった後の感想です。
正直、映画を観たという感じがしていません。
精神科医で映画評論家の樺沢紫苑さんから、デビッド・リンチを観るなら、この3本だと教わりました。
- マルホランド・ドライブ
- インランド・エンパイヤ
- イレイザーヘッド
その言葉に従い、ちょうど開催されていた、アップリンク渋谷のデヴィッド・リンチ映画特集で観ました。
[relationlink]「デヴィッド・リンチの映画」特集上映 – 上映 | UPLINK[/relationlink]
まったく理解できていないので、レビューにもならず、自らのための単なる備忘録になっていることをお許しください。
『イレイザーヘッド』気持ち悪い映像
たびたび出てくるのが、オタマジャクシを大きく、長くしたような、白い生物です。
ほっぺの膨らんだ女性に足で踏みつけられるシーンは気持ち悪かったです。
この生物は、繰り返し出てきます。
そして、未熟で生まれた赤ちゃんの姿がなんとも不思議です。人間の赤ちゃんには見えません。
そして、赤ちゃんの包帯を取ったときに現れた内臓、その内臓にナイフを入れたときの映像は、気持ち悪さが最大のシーンでした。
イレイザーヘッドの首が飛ぶと、なぜかその首が謎の生物のような頭になります。
何を描写した姿なのか、疑問だらけです。
不可解なシーン
付き合っている女性宅で不思議な光景が繰り広げられました。
無理矢理タバコを吸わされるおばあさん、お父さんが焼いた鶏肉料理に、ナイフを入れたら生きているかのような血が滴り出てきたシーン、これは何の意味があったのでしょうか。
突然出てくるほっぺの膨らんだ女性のステージは何なのでしょうか。
隣人の女性との情事もありましたが、明らかに夢と思われる映像でした。
全体としてモノクロ映像だったので、それが何を示しているのかはわかりづらかったです。
『イレイザーヘッド』まとめ
マルホランド・ドライブのように、ストーリーがあるわけではないので、もう一度観たいという気にはなっていません。
難解というよりも、不思議な映画です。
ネットや、本で、解説を参照していこうと思います。