ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜 東京都美術館 レクチャーを聴いてからの鑑賞で楽しみが増えました!

僕は49年間、美術館とは無縁の人生を生きてきました。芸術はわからないし、見ても感動しないし、と思い込んでいたのです。過去に美術館に入る機会はありましたが、毎回早足で順路に従って出口まで抜けるだけです。記憶に残っているものは何もありません。

樺沢紫苑さんのウェブ心理塾で「ブリューゲル展」を見ようというイベントが立ち上がっているのを知り、少し自分の楽しみの分野を広げてみようと思い、軽い気持ちで参加してみました。

ラッキーなことにちょうど2018/2/23(金)は、期間中2回しかない、「イブニングレクチャー」をやっていました。それを聴いてから見ることで、楽しんで鑑賞することができました。

では紹介します。

東京都美術館

▲上野駅前です。電柱にブリューゲル展の案内が出ています。

▲東京都美術館は上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)の中にあります。

上野講演に来るのは、今から約27年前の就職直後に上野動物園を訪れて以来なので、初めて来たかのような印象です。

▲イブニングレクチャーは18:30からで、1時間ほど時間があったのでスタバに入りました。

▲スタバの向かいには、パークサイドカフェもあります。

▲スタバはオープンテラスもあって、おしゃれな平屋建ての建物です。

ほぼ満席でしたが運良く座ることができました。

イブニングレクチャーが始まる直前の18:15分頃に入館しました。

▲当日券1600円を購入しました。

イブニングレクチャー

▲イブニングレクチャーの講師は髙城靖之氏(東京都美術館 学芸員)です。

入り口を入って右手にある、講堂で開催されました。

30分という短い時間で、ブリューゲル一家の歴史、それぞれの画家の特徴、時代背景などを知ることができました。

以下に、聴きながら取ったメモを箇条書きで書きます。

  • ブリューゲル一家とはピーテル・ブリューゲル一世に始まり150年にわたって15〜20名の画家を輩出した家系。
  • 現在のベネルクス3国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)に相当するネーデルランドという国の中心地である、フランドルという都市で活躍した。
  • ピーテル・ブリューゲル1世は、16世紀に活躍。ヒエロリムス・ボスから影響を受けたと言われ、宗教画が主流であった当時としては革新的な、風景画、風俗画(農民のくらしなど)を残した。
  • ピーテル・ブリューゲル2世(子)は、一世の絵をコピーし、一般向けに販売した。鳥罠が有名。一般向けのため単価は安く、生活は困窮していた。
  • ヤン・ブリューゲル(子)は、父の風景画を引き継いだ。12.2×20cmの小さい画面に雄大な風景を入れ、しかも数㎜まできちんと描いた。花の絵を描き、花のブリューゲルと呼ばれる。当時オスマントルコから入ってきたばかりの希少な花であったチューリップを描いた。聖職者から好まれて高価で売れ、ピーテル2世に比べて豊かな生活を送った。
  • ヤン2世(孫) 抽象的な、実体のないものを描く寓意画を描いた。嗅覚や聴覚の絵が代表的。
  • アブラハム・ブリューゲル(ひ孫) 果物の静物画を、風景を背景にして描いた。アブラハムの後一家は終焉。

観賞

▲入り口では音声ガイドが販売されていました。

今回はレクチャーを聴いたので、使いませんでした。

樺沢紫苑さんによると、美術館の鑑賞に”音声ガイドは必須!”とのことです。

これからは必ず使用するようにします。

印象に残った絵は、やはり、事前にレクチャーで見ていた絵です。

特に、チューリップの絵は、色が鮮やかなのと、立体的に見えることで、思わず引き込まれました。

そして、小さい画面に雄大な風景を描く絵は、細かい描写に感心しました。

農民の婚礼での踊りは、当時の農民のくらしぶりや表情が鮮やかに描かれていて、興味深かったです。

まとめ

初めて美術館をきっちりと見る経験ができました。そして予備知識をもって見ると、絵を見る楽しみが増えることがわかりました。

これからも興味の分野を広げていきたいと思います。