そもそも文章ってどう書けばいいんですか? 山口 拓朗 (著)【ブックレビュー】

文章が嫌いな人が読める、文章の本です。手に取ってパラパラとめくった瞬間に、読んでみたいと思う箇所がいくつも出てきて、マンガ、対話形式なのでどこからでも気軽に読めます。

一方で、ブログを継続して、たくさん書いていきたいというレベルの人にも役に立つノウハウが詰まっています。

僕はブログ編①、②から多くの気づきを得ました。

取り入れようと思った3点をまとめます。

パーソナリティを売り物にするブログとは

僕が書いているブログは、グルメ、観光、書評、ガジェットレビューなど、テーマを限定せず、体験した事実に自分なりの感想や気づきを加えた記事を主体としています。

山口さんはこのようなブログをパーソナリティを売り物にするブログと表現しています。

ブログによって自分自身のブランディングを高めるという言い方もされますが、僕はブランディングよりは、パーソナリティの方が現時点ではしっくりきます。

そのようなブログでは本音が大事だと山口さんは強調します。

気恥ずかしい、誰からも嫌われたくない、業界の中で目立つと叩かれる、などの心理的抵抗が、本音で書くことを邪魔すると山口さんは解説していますが、まさに僕が恐れていることがそのまま書かれていて驚きました。

このような恐れは、そもそも自分に矢印が向いているから感じるのだと山口さんは述べています。そのような恐れをいだくことよりも、矢印が読者に向いていないことが問題です。

覚悟を持って本音を語れる人には「熱狂的なファン」というご褒美がつくのです。

気づきを書く

気づきを書くこで、書き手のパーソナリティをとがらせることができます。

エピソードにプラスして気づきを書くのです。

意識しなければ、なかなか気づきは生まれません。アンテナを張って自主的に探すことが大事と山口さんは強調します。

山口拓朗さんといえば、テンプレート理論が有名です。

山口さんは、気づきを書くためのテンプレートとして、ストーリー型を薦めています。

ストーリー型とは、発端(挫折)→転機→変化・成長→未来 の流れのテンプレートで、人の心を動かす王道テクニックと山口さんは解説しています。

発端と未来に落差があればあるほど、伝えたいメッセージが光るのです。

キャッチコピーの型を身につける

現代のインターネット上には、ニュースサイト、情報サイトなど、膨大な量のコンテンツかあふれています。そのような膨大なコンテンツの中から、僕たちはある特定のキーワードで検索して、自分が求める情報を探します。

そのときに、その情報にかなう魅力的なタイトルがついている記事から読むのが実情ではないでしょうか。

ついつい読んでしまう記事には、思わずクリックしたくなるようなタイトルがつけられています。

本書には、魅力的なタイトルに使われている「キャッチコピー」の型を紹介しています。非常にわかりやすい分類であり、今後自分が魅力的なタイトルと思った記事は、どの分類なのかを確かめて、自分でも取り入れようと思います。

まとめ

冒頭に述べたように、誰でも読める形式で書かれていながら、本質的かつ、非常に役に立つ内容が満載の本です。

僕はブログに活かしたいと思って読みましたが、その他、多種多様な目的に対応しています。

常に手元に置いておいて、文章につまづきそうになったときに、その都度繰り返し読みたいと思います。