MacBook12インチ 内蔵カメラが写らない【GeniusBar修理レビュー】

2017年11月、zoomで会議をやろうとしたら、MacBookの内蔵カメラが写らないことがわかりました。

モデルはMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)です。

Appleサポートの電話対応でいろいろやりましたが、結局ハードの故障と判明し、修理になりました。

顛末について紹介します。

MacBook12インチ 内蔵カメラが写らない 現象は

zoomだけでなく、FaceTimeや、フォトブースなどの内蔵カメラを使うアプリも同様に写りません。

カメラが認識しませんというメッセージが出て、ビデオ画面は真っ暗という状態です。

MacBookのディスプレイ上のカメラはアプリを起動している際は緑色に点滅しています。

Appleサポートに電話 初回の対応

Appleマーク→このMacについて→システムレポート→左側メニューのカメラを選択で、カメラが認識されていたので、Appleサポート担当者はシステムの問題と考え、起動時に、あるキーを押したままにする、各種のリセットを指示しました。

次にテストユーザーを作ってみましたが、テストユーザーでも現象は変わりませんでした。

各種リセットでも現象は変わらず、OSの再インストールを行いました。

それでも現象は変わりませんでした。

Appleサポートの次の提案

次の対応として、システムの入れ直しを提案されました。それには、バックアップが必要とのことでした。バックアップ用の外付けハードディスクを持っていない旨を伝えると、ハードディスクを2つに区切って、そこに別のシステムを入れるという提案をされました。その日は時間がなかったので、あらためて翌週の電話対応を約束して終了しました。

約束の対応の日ですが、いくら電話を待っても電話が来ないので、こちらから電話をしました。

この電話に出た担当者は、修理に出した方がいいとの提案でした。結局、その提案にのってGeniusBarの予約を入れました。

予約は最短で3日後のお昼に取れました。

12月14日AppleStore銀座に行きました。

GeniusBarでは、まずMacBookの診断を行いました。その診断ではバッテリーの劣化が認識されましたが、カメラの不具合は認識されませんでした。

Appleのシステムとつないでカメラが認識されるかのテストを行ったところ、それでも認識されなかったので、ハードの問題と断定されました。

今回カメラの修理と併せて、バッテリーの修理も行ってくれるとのことでした。修理見積は¥65,000でしたが、AppleCareの期限が残っていたため無料でした。

やはりMacはAppleCareは必須だと改めて実感した次第です。

修理が終了したら、指定した住所に発送してくれるとのことでした。

予想外に早かった修理、そしてMacBookはほぼ新品に

GeniusBarに持ち込んだのは12月14日でしたが、16日の午前中の修理が完了したMacBookが自宅に届きました。

MacBookを開けてみると、ディスプレイも、キーボードも新品同様になっていました。修理内容は以下でした。

  • カメラの不具合について、 ディスプレイユニット(液晶パネル、ディスプレイハウジング)を交換しました
  • バッテリーの劣化について、ボトムケース(バッテリー-体型)を交換致しました
  • その他、弊社テストツールでストレージのエラーを確認しましたので、 ロジックボード(SSD-体型)を交換し、macOS10132のインストールを実施致しました

そして、修理内容の他に、別紙で案内があり、

お客様の製品は、修理においてハードドライブ、またはSSDの交換/OSの修復/故障の検証などが 行われたため、データの消去とOSの再インストールが実施されています。

とありました。

申告した内容以外の修理も行ってくれており、外見も中身もほぼまっさらなMacBookとして帰ってきたということです。

▲ディスプレイもキーボードも新しくなりました。

僕はMacBookのバックアップはとっていませんが、データはすべてクラウドにあげていますし、使っているアプリは限られているので、うきうきした気分でMacBookのセットアップを行いました。

セットアップは2時間くらいで終了し、使っていた環境をすぐに再現することができました。

クラウドを活用できる現在では、TimeMachineによるバックアップは必要ないと、改めて確認できました。

まとめ

今回の顛末でわかったことは以下です。

  • Macを使うにあたってAppleCareの契約は必須。
  • Genius Barでの不具合の診断は的確。
  • AppleCareを利用した修理では、申告した箇所以外の修理も行ってくれる。
  • TimeMachineバックアップをとっていなくても、データさえクラウドに置いておけば、短時間で以前の環境に戻すことができる。

今回の修理で、不具合の箇所だけでなく、バッテリーの劣化も改善できたので、大満足の結果となりました。