はぁちゅう著『半径5メートルの野望』を読みました。
きっかけは、先日のブログ講座で立花岳志さんが参考図書として薦めていたからです。
はぁちゅうさんと堀江貴文さんのHIUでの対談をライブで観たことがありますが、そのときは本当に書くことが好きな人なんだと感じました。
はぁちゅうさんが、人気ブロガーとして人生が変わっていく過程での、喜びや葛藤をありのままに綴っているところが共感できました。
これほどまでに多数の批判を受け止めながらやってきたのかという驚きもありました。
ブロガーとして自分ブランディングをしていくために学ぶところがとても多い本です。
僕が気づきを得た箇所を紹介します。
半径5メートルの野望 完全版 はあちゅう (著) 【ブックレビュー】
良いことを一つ始めるより、悪いことを一つやめてみる
何かを新しく始めることはとてもワクワクして希望が持てます。
新しいことを始めるのはそれほど大変なことではありません。
でも、新しいことは結果が出るまで時間がかかります。
はぁちゅうさんは人生に変化をつけるには、新しいことを始めるより、何か一つやめてみる方が近道になると述べています。
そして何かをやめることは始めることより大きなエネルギーを使うのだと。
僕にも、お金をかけたからもったいないという理由で、本当はやりたくないけどやり続けていることがあります。
このことは思い切ってやめようと思いました。
伝え方は行動が9割
『伝え方が9割』というベストセラー本があります。
はぁちゅうさんは、人の心を動かす伝え方は「行動」だと強調します。
初対面の人に名刺を渡しただけでは、相手の記憶には残りません。
相手の迷惑にならない程度の、誰もやらないような、ちょっとした行動で相手に覚えてもらうことができます。
相手がセミナーの講師であれば、講師の著書を読んだ上で質問するとか、講師が紹介した書籍をすぐ買ってツイートするとか、「ちょっとした行動」はたくさんあります。
お金では得られない力を養うといつの間にかお金を得る人生になる
お金では得られない力とは、自分自身で努力しないと磨かれないものです。
誰にでもできることであっても、他の人がやらないくらいの時間と労力をかければ、お金を得る方法になります。
ネットや書店でも、最短時間で儲ける、とか不労所得というタイトルは人気があります。
はぁちゅうさんは、仕事を少なくして遊ぶ、よりも仕事そのものが楽しいのが人生の勝ち組だと述べています。
堀江貴文さんが常に発信しているように、仕事は遊びになるという考え方です。
変態は強い
はぁちゅうさんは、何をしていてもよいと言われた日には何をするかという問いに、「本を読んで、ブログを書いて、部屋の整理をする」と答えています。
自らを「情報の吸収と整理」のオタクと表現しています。
しかし、その性癖は自分にとっては普通のことだったので、自分が変態であるということに長い間気づけなかったそうです。
好きすぎるからこそ、普通になっていることは気づくのが大変だとはぁちゅうさんは述べています。
好きなことを素直にやって、それがお金になるように努力する毎日と、お金を稼ぐためだけに努力する毎日。
好きなことだけをやって楽しく生きている人はと、好きなことで食べていけない人の違いは、そのどちらを選ぶかだけの違いだとはぁちゅうさんは強調します。
半径5メートルの野望 まとめ
本書を読んで、自分の好きなこと=変態という内容が大きく心に響きました。
僕も自分に変態な部分はあるだろうか、と考えてみましたがまだ気づけていません。
とにかく長く続いている趣味や、興味の範疇はあります。
そのような中に自分の変態部分があるのではないかと思っています。
自分の変態部分を見つけてそそれを生活の中心にしていきたいと強く思いました。