江部康二先生の糖質制限の理論を学び、自分でも血糖値をリアルタイムでチェックしたくなってきました。
江部康司の糖質制限革命 医療、健康、食、そして社会のパラダイムシフト 江部康司 著 【ブックレビュー】 | むくどりのブログ
ちなみに僕は空腹時血糖値もHbA1c(過去1ヶ月の血糖値の平均の指標)も正常ですが、江部先生の警笛を鳴らしている食後血糖値がどうなっているのかを知りたいというのが主な目的です。
そこで、自己血糖測定器を購入して食前、食後や運動前後などの生活の中での血糖値をリアルタイムで測定してみました。
各種パターンでの血糖値の推移を報告します。
血糖測定器で糖質制限生活をモニターしてみた
3次会までの深酒後とその翌朝
▲2017年4月29日は、18時から1次会でビール、日本酒(冷酒)、焼酎(水割り)、2次会で日本酒(熱燗)、3次会で焼酎(水割り)と11時半まで続くロングランの飲み会でした。
つまみは2次会までは糖質を避けていましたが、3次会ではたこ焼きを数個食べてしまいました。
▲飲み会直後に地下鉄の中で測りました。夜11時半頃です。
つまみの糖質を避けていたせいかそれほど上がっていません。
▲翌朝7時の値です。地下鉄から降りた後、ゆで太郎にてかけそばとカレーライスのセットという炭水化物どか食いをしてしまいました。
高いとは思っていましたが、それほどは高くない印象です。
しかし酒が残っていて、体も気分もすぐれない1日でした。
▲その日の3時50分です。朝から糖質は摂っていませんが、午後の遅い時間まで微妙に高い数値が続いています。
ステーキとコカコーラゼロの組み合わせ
▲いきなりステーキでリブロース300gとコカコーラゼロ。
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▲食後30分の値。正常値です。
ステーキもコカコーラゼロも血糖値を上げないことが自分の体で証明できました。
明るいうちからの寿司屋で飲み後〆ラーメン
▲2017年5月1日は16時半頃から寿司屋にて、お造りとビール、焼酎ロック、冷酒の流れ。
握りは食べなかったので、糖質は最初の1杯の生ビールと冷酒だけ。
▲飲み会直後の血糖値。それほど上がっていません。
▲2次会はなく、20時半頃に〆のラーメン。
▲翌朝7時過ぎの値です。ほとんど変わっていません。
しかし飲み会終了が8時、〆のラーメンが8時半と時間が早かったため、時間が経って下がっただけでしょう。
午前中は酒が残ってだるい感じでした。血糖値は二日酔いには関連はなさそうです。
3次会まで深酒後〆の牛丼プラスコンビニおにぎり2個
▲2017年5月7日は山菜パーティーでした。
天ぷらの衣は糖質になります。また、〆には蕎麦が出て少し食べました。
18時からの飲み会は3次会まで続き、0時半頃に吉牛を食べ、そのあとコンビニおにぎりを2個と、炭水化物どか食いをやってしまいました。
▲翌朝7時半の値、かなり高いです。
深夜に食べた糖質は200g近くになりますので、当然の結果ですが、数値で見ると恐ろしくなります。
睡眠中ずっと血管障害のリスクである140mg/dlを超えていたことになります。
▲20分の軽いジョギングをした後は急降下です。
血糖値が下がっただけでなく、体と気分のだるさが取れました。
飲み会の翌朝のジョギングは効果大ですね。
まとめ
自己血糖測定器を用いて、食後、運動後、飲んだ翌日など、気になるポイントで血糖値を測ってみました。
僕は空腹時血糖やHbA1cは正常ですが、飲んだ後の炭水化物どか食いの翌日は翌朝は血糖値が高く、夜間に高血糖が続いている可能性があることがわかりました。
翌朝でも150mg/dlを超えている日もあったことには改めて驚きました。
食後の高血糖は、万病と老化の元凶である酸化ストレスを増大させるため、深夜の炭水化物摂取はできるだけ控えたいと強く思いました。
参考図書