2017年4月 西葛西のすき家にて「ロカボ牛麺」を食べました。
麺は歯触りがしこしこして、物足りなさは感じず、うどんの代わりになる糖質制限メニューになります。
糖質量は22gと一食あたりの糖質としては問題ない範囲です。
ちなみに、糖質制限食の提唱者の江部康司先生は、食後の血糖値は180mg/dlを超えないようするべきと著書で述べています。
食後の急激な血糖値の上昇をグルコーススパイクと呼び、酸化ストレスにより血管にダメージを与えます。
グルコーススパイクは空腹時血糖値が正常の人でも起こっていますが、それは食後の血糖値を測らないとわからないので健康診断では見落としがちです。
糖尿病発見の代表的な検査のHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、過去一ヶ月の平均血糖値の指標ですので食後の高血糖とその後の低血糖があれば平均化されてしまい、この検査でもグルコーススパイクが見逃されてしまいます。
もっと厳しい数値では140mg/dlでも血管にダメージを与えるとも言われています。
健常人では1gの糖質を食べると0.6〜1.0mg/dlの血糖値を上昇させます。
ご飯を茶碗一杯食べると糖質量が60gなので、食前の血糖値が100mg/dl前後の正常な人でも、厳しい数値の140mg/dlは超えてしまう可能性があります。
このロカボ牛麺は糖質22gと1食分として安心なレベルになります。
ではこのロカボ牛麺の食後感を報告します。
ロカボ牛麺 すき家 糖質制限 外食 味もよし うどんの代わりに
▲入り口の目立つ場所にポスターが貼られています。
しかも期間限定とあります。
▲店内に入るとロカボ麺だけののメニューがあり、牛麺以外にヒビン麺もあります。
ビビン麺の方が糖質量は多くなり28.5gです。
▲外見は少し細めの肉うどんといった感じです。
▲だしの色は濃くはありません。
牛肉のコクが出ています。
▲麺はこんにゃく麺です、食感がしっかりとしていて食べごたえがあります。
これならうどんの代わりとしても、物足りない感じはありません。
ロカボ牛麺 まとめ
すき家のロカボ牛麺は、糖質量が22gと低く、しっかりとした麺の食感があり、牛肉のコクも合わさって、満足感の高い低糖質メニューです。
すき家では牛丼ライトに次ぐ低糖質メニューの登場は、糖質制限食実施者にとっては大変ありがたいです。
参考図書