お金が教えてくれること 家入 一真 著 【レビュー】

お金が教えてくれること 家入 一真 著 を読んだ。

最近お金を稼ぐ系のセミナーに出たり、そのような内容の本を読んだりする機会が多い。

なぜなら僕は今稼がないといけない状況にあるからだ。

自分の中で、お金っていったい何なのだろう、お金ってそもそもそんなに大事なのかと思うことも多い。

お金については学べば学ぶほど奥が深いと感じる。

お金の本質についてより深く知りたいと思ってこの本を読んだ。

お金が教えてくれること 家入 一真 著 【ブックレビュー】

今しかない時間を買う

やりたいことはお金が貯まってからやるのではなく、お金を使って今やる。

やりたいと思ったときにお金がなかったら借りてやればいい。

今やるためにお金を使うことを著者は時間を買うと述べている。

大きいスケールでは事業買収も、事業を育てる時間をお金で買っているということだ。

資産はお金ではなくフォロワーである

著者はお金を失うことより、フォロワーを失うことの方かこわいと述べている。

フォロワーがいるということは、それだけで大きなことをできる可能性があるということなのだ。

また、著者はフォロワーはストックではなく、フローであると述べている。

人間関係も資産と考えたとき、常に変化を受け入れることは大切だ。

ストーリーを売る

お金さえあれば、モノやサービスは手に入るが、体験や経験はお金では手に入らない。

お金では買えない体験や経験がストーリーだ。

モノよりもストーリーの方が価値を持つ世の中になっていきていると著者は強調する。

著者が運営するCAMPFIREというクラウドファンディングサイトでは、情熱やストーリーに共感して人々はお金を払う。

お金が教えてくれること 家入 一真 著 まとめ

著者は貧乏も金持ちも両方経験している。

そして個人の生活のことにはお金は必要ないが、事業を行うためにお金が必要と結論づける。

著者はお金はガソリンのようなものと表現する。

ガソリンがないと車が動かないように、お金を生まない事業は、いくら理念がすばらしくてもまわっていかない。

ガソリンがたっぷり入った車は長く、早く走れるように、事業にはお金を注入することが大切だ。

著者はお金を使うことの楽しさは、個人で使うより、ビジネスとして使う方が断然楽しいと断言する。

出資したり、事業を立ち上げたりした場合は全く別の世界が手に入るから、と述べている。

このような感覚を僕も味わってみたいと思う。