『ゴルフ 100ydシングルになる』 中井学著を読んだ。
僕は中井学プロの体を使って腕を使わないゴルフ理論に共感していて、それを自分のものにしたいと思っている。
先日、『ゴルフ 飛んで曲がらない ヒップターンスイング』 を改めてフォトリーディングして、腰の平行スライドというポイントを理解し、その結果ドライバーがまっすぐ飛ぶようになった。
スコアは今年初めて100を切ることができた。
しかしアイアン、特にアプローチでは腰の平行移動の意識ではうまくいかなかった。
アプローチ、特にグリーン周りのさほど難しくない花道でダフりが多く出てしまったのだ。
今回、この本からアプローチでのミスが出にくい打法のポイントを知りたいと考えて、改めてフォトリーディングすることにした。
『ゴルフ 100ydシングルになる』 中井学著
グリップを緩ませない
グリップが緩んでいると振り幅によってはヘッドスピードが早くなってしまうため、軽く振ろうとしてしまいがちだ。
しっかりと左手3本指で握ることでクラブが固定されるので、体を使ってしっかりと振ることができる。
低く転がすのが基本
プロの100ydは球が低く,低いからこそスピンがかかると中井プロは述べている。
人に向かってボールを投げる軌道がちょうどいい高さらしい。
テレビなどでゴルフ中継を見ると玉は高く上がってピタッと止まるように見えてしまうが、実際はそうではないということだ。
振り幅を時計の文字盤でコントロールしない
よく時計の何時までバックスイングを取るというようなバックスイングの取り方の指導があるが、その意識はしなくてよいという。
振り幅はスタンス幅とクラブを持つ長さでコントロールできる。
そして左足に体重をかけることでも振り幅を制限できる。
花道では低く転がす
グリーン前の花道は優しいライに感じられるが、芝が薄い場合は逆に難しいライとなる。
ザックリが出やすいので、できるだけサンドウェッジは避けてAW、PW、9I などで打つべきだ。
振り幅が小さくても体の捻れを使う
短い距離で振り幅が小さくても、腹筋、背筋などの捻れを使って打つことが大原則だ。
その時、腰の回転も同調するので多少のフットワークも必要となる。
まとめ
この本では前回読んだヒップターンスイングの本とは違い、考え方の内容がほとんどであった。
考え方の中心は、「100ydは低く飛ばす」という点だ。
体の動かし方は、やはりヒップターンスイングが基本になる。
アプローチでもヒップターンスイングで正確に打てるように、今回学んだ考え方と合わせて、再度ヒップターンスイングを極めていく必要があると感じた。