2016年12月6日、石山芳和著 『Amazon輸入はオリジナル商品で儲けなさい』を読んだ。
一月に1000売れるオリジナル商品をどうやって作っていくのかを知りたくて手に取った。
このようにたくさん売れるオリジナル商品を出せたら、本書に書いてあるように人生が変えられるほどのインパクトがある。
僕がこの本から学んだ点をいくつか紹介する。
Amazon輸入はオリジナル商品で儲けなさい 石山芳和著 【ブックレビュー】
どのように商品を企画、開発をしていけばよいか
オリジナル商品というと、自分でアイデアを思いつかないといけないのではないかと考えてしまう。
しかし、オリジナル商品開発のネタはすでに販売されている商品にある。
購入者のレビューを見ることが大事で、特に☆3つのレビューは中立性が高いので重視する。
また、楽天なとAmazon以外のサイトもレビューも参考にすればよい。
市場規模を確認する
そして市場規模を見逃してはならない。
そのカテゴリーでランキング上位にある商品が、上位カテゴリーの中の何位くらいにあるのかを確認することで、その商品の市場規模が推定できる。
まれに下層カテゴリーで1位の商品のみよく売れていて、2位以下の商品は売れていない場合もあるので,一桁台のランキングの商品の上位カテゴリーでのランキングを確認すべきだ。
どうしたらクリックされる商品になるか 〜検索されるワードの設定〜
Amazonで人がモノを購入するときに取る行動は、まず買いたいモノの検索である。
Googleなどの検索サイトで検索するか、Amazonのサイトに入って検索するかどちらかだろう。
そのときに人が入力するキーワードで、自分の商品ページが検索される必要がある。
Amazonで検索窓にあるワードを入力すると、その後に続く候補ワードを提案表示してしてくれる。
この機能はサジェストキーワード機能といい、ワードをわざわざ打ち込む必要がないので、多くの人とその機能を使うだろう。
僕自身も検索ワードに打ち込むのは1ワードか、せいぜい2ワードで、サジェストキーワードをクリックすることが多い。
つまり、サジェストキーワードから自分の商品を検索してもらうキーワードを探すことが大切となる。
どうしたらクリックされる商品になるか 〜検索結果で上位表示されるには〜
Amazonのページで検索をすると、検索にヒットした商品の一覧か表示される。
検索ワードに対する商品が多い場合は検索結果は複数のページにまたがる。
多くの人は2ページ目以降は見ず、1ページ目の中で探すだろう。
そのためクリックされるためには、検索結果が上位表示される必要がある。
検索上位表示されるためるツールとして、Amazonではスポンサープロダクト広告がある。
Amazonスポンサープロダクトは、Amazon内で出せるクリック課金型(PPC)の広告のことで、入札金額はオークション形式となっている。
広告掲載される位置は下記の3要素のかけ算で決まる。
1、入札額
2、見込みクリック率(CTR)
3、関連性
そのため、入札金額を高くすればよいというものではなく、2のクリック率が重要となる。
見込みクリック率を上げるためには、画像、タイトル、価格が大事になる。
購入されるためには
晴れて自分の商品ページがクリックされるようになったら、そのページから購入してもらうことが最後に必要になる。
購入の後押しは、そのページを見た人に安心感を与え、その人の悩みが解決できるようにすればよい。
そのためには自分の商品を購入する人はどのような人で、何を欲しがっていて、どのようなことに困っているかを絞り込んでおく。
それを商品紹介コンテンツに表現していく。
まとめ
Amazonでの独自商品開発は、かなり複数のステップがからんでおり、一朝一夕にできるものではない。
しかし、ここに書いてあることを忠実に再現していけば、誰でもが可能だ。
ある程度の時間と労力が必要だが、それをかけるにあまりあるメリットがあるビジネスだ。