2016年12月3日、『あなたもいままでの10倍速く本が読める』 ポール・R・シーリー著を読んだ。
フォトリーディング界では、「10倍本」と呼ばれていて、フォトリーディングのバイブルだ。
当日はフォトリーディング再受講の講座を受けており、その中でこの本をフォトリーディングした。
僕がこの本で得たことを紹介したい。
あなたもいままでの10倍速く本が読める ポール・R・シーリー著 【ブックレビュー】
古い読書の問題点は
この本では、フォトリーディングではない通常の読み方を「古い読書」と称している。
端的にいうと、「古い読書」は部分から全体を理解しようとする読書で、フォトリーディングは全体から部分を理解する読書である。
別の言い方でいうと、「古い読書」は受動的な読書で、フォトリーディングは主体的な読書である。
主体的とはどういうことか。
それは目的、あるいは問いを持って読むということである。
そして読むためにどれくらいの時間を使うかということも主体的に決める。
また、「古い読書」は意識で情報を理解をし、フォトリーディングは無意識の領域に情報を入れる。
無意識の領域に情報を入れるやり方がフォトリーディングの5つのステップだ。
ダイレクトラーニングの奇跡とは フォトリーディングの先にあるもの
フォトリーディングを実施していくと、スポーツやスピーチなどのスキルが上達していくという。
スポーツのスキルは反復練習で体に覚え込ませる必要があり、簡単ではないし時間もかかる。
それが、関連書物のフォトリーディングによって上達することができるという、夢のような話しだ。
それがダイレクトラーニングだ。
脳科学的には暗示学習といい、意識や記憶に働きかけることなく行動に結びつけることができるというものだ。
また、フォトリーディングによって、予知能力などの直観力も磨かれるという。
フォトリーディングは、人間の潜在能力を引き出す入り口なのだ。
まとめ
『あなたもいままでの10倍速く本が読める』 ポール・R・シーリー著から、古い読書とフォトリーディングの違いを学んだ。
また、フォトリーディングの先にある大きな可能性を知ることができた。
この大きな可能性を追求するためにも、フォトリーディングはぜひ身につけたいスキルだ。