話すだけで書ける 究極の文章法 人工知能が助けてくれる! 野口悠紀雄著

野口悠紀雄氏の著書は超整理手帳に惚れ込んでからずっと好んで読んでいる。

超整理手帳はスマホを持つまではずっと愛用してきたし初代の超整理手帳アプリも使用してきた。

その野口悠紀雄氏が音声認識に関する本を出したので迷わず購入した。

スマホの音声認識の能力がかなり向上していることは自分なりに試していて分かっていたがこの本を読んで認識を新たにした。

書くだけで野口悠紀雄

音声入力がもたらすもの

音声入力はただ単にキーボードに打ち込む作業の代替だけのものと思っていた。

実際に著者の原稿作成のスピードは音声入力により10倍近く速まったそうだ。

しかし著者の解釈はそこにとどまらない。

音声入力は頭の中を見える化する手段である

書くという作業は思考を整理する作業でもある。

音声入力はそれをさらに容易にしてくれる。

自分の頭の中にあるものをすきま時間を使ってどんどん入力していくのだ。

驚くべきことは自分で入力した内容をしばらく時間を置いて見返すことで、その内容が自分に刺激を与えてくれることもあると。

インタビューアーやカウンセラーが質問によって自分の考えの深層や新たなアイデアを引き出してくれるとよく言われるが、自分の音声入力によるメモ書きがその役割を果たしてくれるのだ。

音声入力がプレゼンテーション能力を鍛える

僕らはツイッターでつぶやく程度の文字数(140字)の言葉は普通に声に出してまとめることができる。

しかしその10倍の文字数の文章を声に出して一気に話せるだろうか。

その程度の文字数の文章を話すのはまさにプレゼンテーションだ。きちんと構成がまとまってないと話せない。

音声入力をすることでこのプレゼンテーションのトレーニングが1人で容易にできるのだ。

音声入力はスタートを容易にする

文章を作成するために最も重要なのは書き始めることであると著者は言う。

音声入力は、この最も重要で困難な作業を簡単にしてくれる。

なぜなら思いついたことをしゃべるだけでいいのだから。

まとめ

この本を読み始めてから自分でもPCに向かっていないすきま時間にスマホに向かってとにかくしゃべるということを実践している。

これによって書き始めることのハードルが下がり、自分の考えを整理できていることを実感している。

音声入力の意義をここまで掘り下げてくれたこの本に感謝している。

その他にもスケジュール管理への応用や、実際の細かい運用方法などが記されている。

音声入力をどんなものか知りたい、あるいはもっと取り入れたい、と思っている方におすすめの本だ。

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