クアデルノ QUADELNO A4サイズ を4ヶ月使用してみて【レビュー】

iPad Pro 12.9インチ + GoodNote からの移行で、2023年1月1日に富士通電子ペーパー QUADERNO(クアデルノ) 本体 A4サイズ [FMVDP41]を購入しました。

iPad Pro 12.9インチとの比較についてレビューします。

なぜiPadから移行したのか

iPad Pro 12.9インチを、GoodNoteによる手書きメモ用とMacBookの代用として使用したいと考えて購入しました。

結局はiPad Pro 12.9インチはMacBookの代用にはならず、iPad Pro 12.9インチはGoodNoteによる手書きメモと、PDFとKindleの閲覧用となっていました。

この用途にしては、重量が重すぎます。

手書きメモの用途なら、パッと取り出せる軽さが必要です。

また、2019年に購入して以来、画面の割れ等もあり、買い替えを検討していましたが、iPad Pro 12.9インチは何せ高い!

そこで手書きメモとPDF閲覧に特化した製品を探し、クアデルノに辿り着きました。

クアデルノ QUADELNO 実物を店舗で見てから購入

実物で書き味を試してから購入したかったので、ヨドバシカメラAkiba店行きました。

クアデルノ公式サイトに販売店舗の案内があります。

新「クアデルノ」取扱店舗

ちょうど正月休み中で、iPad Pro 12.9インチからの移行作業もすぐに行いたかったので、ネットよりも高かったですが、その場で購入しました。

クアデルノ QUADELNO 開封の儀 軽さに感動

クアデルノ外箱

薄いダンボール箱に入っていて、梱包時点で軽さを感じます。

同梱物は、取扱説明書、保証書、スタイラスペン、USB ケーブル、芯抜き、替え芯 3本です。

とにかく薄くて軽い!というのが第一印象です。

本体重量は368gですが、iPad Pro 12.9インチの630gの半分程度です。

iPad Pro 12.9インチには保護ケースが必須で、保護ケースをつけると1kg程度になります。

クアデルノは落としても壊れるような材質ではないので、裸で持つことができるのでiPad Pro 12.9インチと比較した軽さが際立ちます。

クアデルノ QUADELNO 書き味

クアデルノ書き味

開封してすぐの、書き味の第一印象です。

iPad+Apple Pencilに比べると、書いてから線が反映するのに遅れを感じました。

これは消しゴムの操作も同じです。

今まで当たり前に感じていたApple Pencilの反応がいかに速いかを実感しました。

クアデルノの書き味は、柔らかさと滑らかさを感じました。紙に鉛筆で書く感覚に似ています。

iPad+Apple Pencilではカツカツという音がして硬い感覚があります。

書き味に関しては、反映の遅さを差し引いても、クアデルノの方に軍配が上がりました。

クアデルノ QUADELNO 画面の見やすさ

クアデルノA4 iPad Pro 12.9インチとの画面比較

クアデルノA4の画面サイズは13.3インチで、iPad Pro 12.9インチを少し上回ります。

書けるスペースについては、iPad Pro 12.9インチでGoodNoteのスペースに比べて、さらに広くなっています。

書けるスペースが広くなったことで、文字だけでなく、簡単なイラストも描くようになりました。

画面が広いことで、文字やイラストがはっきりと視認できて、後で見返したときにも何を書いたのかがすぐに思い出せます。

上の画像では、画面が暗いように見えますが、実際は暗さはまったく感じることはありません。

クアデルノの方が反射が少なく、紙のように感じられます。

iPadのように目がチカチカすることもありません。

クアデルノ QUADELNO ファイル管理

画面上部のボタンを押すと、直近に開いたファイルか、またはフォルダを選択して開くことができます。

フォルダを新規作成したり、ファイルの入れ替えを行ったりといった作業は、クアデルノ本体よりも、PCのクアデルノアプリで行う方が便利です。

クアデルノのファイル管理でもっとも便利なのは、「print to QUADERNO」です。

PC上でエクセル、ワード、パワーポイントなどをPDFにする操作と同じように、クアデルノにPDFをダイレクトに表示させることができます。

iPad + GoodNoteの運用では、一度PDFをクラウドストレージに保存してから、それを読み込むという作業が必要でしたが、「print to QUADERNO」では一回の操作で行うことができます。

クアデルノ QUADELNO ページ送り

ページ送りの反応は遅く、次ページの表示はタイムラグがあります。

複数ページのPDFで、任意のページに移るためにページ一覧を表示させますが、その表示に時間がかかり、ページ間のジャンプに時間がかかってしまいます。

iPad + GoodNoteでは、ページ送りや一覧表示は一瞬ですので、その差は歴然としています。

クアデルノ QUADELNO 4ヶ月使ってみて

こちらのバッグに、クアデルノと紙の書類と一緒に入れて持ち歩いています。

クアデルノはカバーやケースをつけず、裸で使用しています。

iPad Pro 12.9インチを使用しているときは、落下させてひび割れやヘコみを起こしてしまって以来、ケースにいれていました。

クアデルノは本体が軽いので片手で長時間保持することができて、落とす心配は少ないです。

4ヶ月間使用して、一度も落としていません。

落としてしまった場合でも、画面は割れるような素材ではないので、大丈夫だと思っています。

カバーやケースを付けてしまうと、クアデルノの良さである、軽さが失われてしまうと思います。

スタイラスペンはApple Pencilに比べて細くて短く、Apple Pencilのように本体にマグネット固定もできませんが、失くさずに使っています。

毎日使っていますが、ペン先はまだ交換していません。

使わないときは上のバッグのポケットにしまっています。

まとめ

クアデルノ QUADELNO A4サイズを4ヶ月使用しました。

軽くて、書き味がよく、iPad Pro 12.9インチからの移行は大正解でした。

「print to QUADERNO」の機能はとても便利で、PCで作成したものを瞬時にクアデルノに表示させることができて、仕事で多用しています。

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