2020年4月11日、超入門グッドバイブス勉強会「コミュニケーション嫌いを克服する方法」に参加しました。
ぼくは、コミュニケーションについて、特に苦手意識を持っているわけではありません。
しかし、一つ苦手なコミュニケーションがあります。
強く、威圧的に指示してくるタイプの言われ方が嫌いで、そういう人に対して、自分の意見を言えなくなってしまうのです。
このような人とは、どのように接して、コミュニケーションを取ればいいのか、という問いを持って参加しました。
セミナーに参加した気づきは以下の3つです。
- 「攻撃」のコミュニケーションがある
- 「攻撃」する側には「恐れ」と「不安」がベースにある
- 相手に非難されたとき、「自分を責める」ことを知らず知らずのうちに行っている
コミュニケーションには2種類ある
倉園佳三さんは、最初に、コミュニケーションには2種類しかないと断言しました。
それは、伝えること、攻撃すること、です。
攻撃することには、相手を非難するだけでなく、相手と距離を取る、関わらないようにするということも含まれます。
ぼくは、相手を攻撃することはめったにありませんが、距離を取るというのはよくあります。
そのことも 「攻撃」のコミュニケーションであることがわかりました。
「攻撃」のコミュニケーションの裏には「恐れ」と「不安」がある
「恐れ」と「不安」は、「イリュージョン」が引き起こします。
「イリュージョン」とは、その意味の通り、虚像です。
その虚像は、人それぞれが持つ、「正しさ」、「べき論」、「だめ論」の中にあります。
人それぞれが持つ「正しさ」とは、親、先生、友人、本、社会、経験などから学んできたものです。
倉園佳三さんは、それを「イリュージョン」と表現しました。
よくよく考えてみれば、「正しさ」とは、ある一方向から見ただけの一つのものの見方であって、見方を変えれば、その「正しさ」はゆらぎます。
ぼくは、日頃から「不安」を感じやすいタイプだと思っています。
「不安」を感じたときには、常に、「イリュージョン」をがどこにあるのかを探すようにしようと思いました。
相手から「攻撃」されたとき 「イリュージョン」を探す
倉園佳三さんは、相手が自分を非難してきたときの方法を提示しました。
心の中で相手に対して、「あなたは何を恐れているのですか」と聞くのです。
相手の「イリュージョン」を探るのです。
そして、非難されることで、自分の中に「恐れ」や「不安」が生じたら、そこにも「イリュージョン」があります。
相手から「攻撃」されたとき 「自分を 責める」ことをやめる
佐々木正悟さんは、相手に非難されたときに、自分が望ましくない行動をとってしまうときには、必ず「自分を責める」ことが行われていると、強調しました。
佐々木正悟さんは、それを「ABC療法」で説明しました。
Aは、起こった出来事、Cはそれに対する結果です。
AとCの間にB (Beliefs)があります。
B(Beliefs)とは、倉園佳三さんが述べた 「正しさ」のことです。
普通に考えれば、AがCを引き起こしていると考えておかしくありません。
しかし、実は、AがCという結果を起こしているのではなく、B (Beliefs)がCという結果を起こしているのです。
佐々木正悟さんは、他人の非難は、あなたを一切傷つけることはないのだと、明言しました。
自分の「正しさ」こそが、自分を傷つけているのです。
まとめ
今回のセミナーで、コミュニケーションにおいて、「グッドバイブス」を 妨げる、2つのキーワードを学びました。
それは、「イリュージョン」と「自分を責める」です。
2つとも、日常的に、無意識に多用しているので、すぐにそれをやめられるとは思いません。
しかし、この存在をしっかり理解することができただけでも、大きな収穫です。
これからは、この2つを忘れずに、「グッドバイブス」なコミュニケーションをしていこうと思います。
なお、このセミナーはZOOMで開催されました。
リアルのセミナーよりも、気軽に、それでいて、臨場感たっぷりに参加することができました。
次回も、テーマが何であれ、参加したいと思いました。