2020年4月7日に3年をかけて整備を行ってき「浦安公園」が全面オープンとなりました。
今回オープンとなったのは、「災害対応型トイレ」と「多目的広場」です。
さっそく「災害対応型トイレ」を見学してきたので、レポートします。
浦安公園に「災害対応型トイレ」が設置されました
このトイレは、国内初となる「汚水循環方式」採用の災害対応型トイレです。
トイレの横の建物は、防災倉庫です。
防災倉庫の屋上には、ソーラーパネルがあり、トイレの照明や公園灯の電源として 利用されます。
災害対応型トイレ イメージ図
これは災害対応トイレのイメージ図です。
災害による断水時でも、水洗トイレ(超節水型)として利用することが可能です。
屋上に貯水槽(トイレ洗浄用)、地下には汚水槽があります。
災害時には、普段の水量が5Lのところを1Lで、洗浄します。
汚水循環により汚物を搬送します。
災害時は水洗トイレとして延べ8,600人が使用可能です。
国内初の防災機能が整備された浦安公園が全面オープン(令和2年3月27日)|浦安市公式サイト災害対応トイレ 中はシンプル
男性用トイレには、小便器が3つと、
大便器が2つあります。
採光があり、明るいですが、内装は極めてシンプルです。
まとめ
浦安市役所向かいにある、広大な「浦安公園」内に、国内初となる、「災害対応型トイレ」が設置されました。
当公園には、すでに、一時的な避難場所となる広場や、「かまどベンチ」、「マンホールトイレ」、「臨時ヘリポート」などの防災機能が整備されています。
今回、さらに災害に強い体制が強化されました。
浦安市の3.11の教訓を生かした対策は、次々に強化されていることを感じます。