同じ失敗を繰り返すことは、時間と労力を無駄にします。
小さなことであっても、積み重なると、結構大きいです。
最近これを減らすことができる方法を見つけて、うまくいっているのでまとめておきます。
それは、うまくいかなかったことを、「ただ記録するだけ」という、とても簡単な方法です。
ちょっとしたミスはすぐに忘れてしまう
ミスや、不具合を何度も繰り返してしまうのはなぜでしょうか。
それは、そのことを忘れてしまっているからです。
強い痛みや、感情をともなった失敗は、強く記憶に刻まれるます。
だから、同じ状況になりそうになったら、それを防ぐ行動を取ることができます。
しかし、小さな失敗や不具合は、いとも簡単に忘れてしまいます。
そして何度も同じ失敗を繰り返してしまいます。
記録してそれを見返す
小さな失敗や、不具合を、記録しておくのはなぜか。
後で見返すと、わりと簡単に防止策が見つかるのです。
その場では思いつかなくても、時間がたつと冷静に振り返ることができるからです。
それが、「ただ記録するだけ」の意味です。
その場では、反省したり、防止策を考えたりする必要はないのです。
むしろ、その場で考えた防止策は、記憶にすら残りません。
どのタイミングで記録を見返すか
ぼくの場合、翌朝に見返します。
翌朝に見ると、「そんなことがあったのか」と新鮮な気持ちで振り返ることができます。
そして容易に、防止策を 見つけ出すことができます。
記録するツールは
行動や感情を記録するツールとして、「たすくま」と「Evernote」を使っています。
「たすくま」の方が、何をやっているときに、その失敗をしたかがわかるので、ありありと記憶を蘇らせることができます。
「たすくま」の記録はEvernoteに送っているので、翌朝見返すのは、「Evernote」だけです。
記録する場所はできるだけ一元化することで、記録とレビューを習慣化させやすくなります。
まとめ
「ただ記録するだけ」の効果は、小さな失敗を振り返って、二度と起こさないためにとても役立ちます。
そのためには、記録をして、それを見返す習慣を作っておくことが重要です。