ヤンゴン2日目はAYE MYITTA障害児センターを訪問しました。
ヤンゴンのラインタヤ郡区にある私立のセンターです。
田中敏裕さん、パラ卓球の八木選手と、卓球バレーの指導、卓球の指導、相手などを行いました。
子供たちの笑顔が印象的でした。
AYA MYITTA障害児センターの概要
ヤンゴン中心部からは、20kmほどの場所にあります。
正面入り口です。
自らが視覚障害者であるドー・チーエイ(Daw Kyi Aye)さんが結核や、障害を持つ子供たちを私費を投じて支援するうちにその数が増え、ワールド・ビジョンの支援を求めて設立したのがこのセンターです。
現在は身体障害、知的障害、ダウン症、聴覚障害、視覚障害など様々な障害を持つ80人以上の子どもたちの支援をしています。
そのうち25人ほどは、遠方の州から来ていて施設に住み込んでいます。
子どもたちに卓球バレーと卓球を指導
卓球バレーとは、卓球台の周囲に座って、木のヘラを使って、ボールを打ち合う日本発祥競技です。
バレーボールのように、6人制で戦い、3度まで自陣でボールを回すことができます。
通常の卓球とは違って、ルールさえ理解できれば、すぐにプレー、ゲームをすることができます。
スタッフが障害の程度に応じてチームを選び、順番にゲームを楽しみました。
聴覚障害のみで運動能力がある子どもは、通常の卓球に強い興味を示し、疲れを見せることなく、ずっとプレーをしていました。
スタッフの中には、そこそこラリーができる人もいて、子どもたちのいい練習相手になれそうでした。
支援したもの
すでに田中敏裕さんが卓球台を寄贈しており、今回は田中敏裕さんから、卓球バレー、卓球競技のための用具、そしてユニフォーム、ラケットを寄付しました。
ユニフォームと、ラケットに貼る中古ラバーは、田中敏裕さん、ぼくが所属しているチーム(九十九クラブ)から集まったものです。
まとめ
今回障害者支援の場に初めて立ち会いました。
とても楽しそうに卓球バレー、卓球競技に打ち込む子どもたちの姿を見て感動しました。
施設の管理者やスタッフの方々が、こちらの支援を積極的に受け入れてくれていることも、支援がうまくいった大きな要因だと感じました。
ミャンマーの障害児に対する支援は、まだまだ発展途上のようです。
自分でもできることがあるなら、微力でも支援を続けたいと強く思いました。