原田メソッドの中には入っていませんが、原田隆史先生の著書には、「くじ引き理論」、「おかず理論」、「輪投げ理論」という成功の3大理論がしばしば登場します。
輪投げ理論とは
「輪投げ理論」とは、思いが先で、技術は後ということです。
お祭りの夜店で、輪投げをして景品を取るというゲームがあります。
原田先生は、一番遠くの高価な景品にどうしても輪をかけたいあまりに、気がつくと、ラインを超えて景品にめいいっぱい近づいて輪を投げて、一番遠い景品に輪をかけたそうです。
原田先生は、「思い」について話すとき、このことをたとえ話としてよく使うそうです。
強い思いがあるから前に出る
ラインを超えることがルール違反であるということは、ここでは置いておきます。
景品を取りたいという強い思いがあれば、気がつけば前に出ていたということが大切だと、原田先生は解説しています。
スキル・ノウハウがあって上手だから前に出るのではなく、景品を取りたいという強い思いがあれば、自然に前へ前へ出てくるのです。
輪投げ理論を応用する
原田先生は、セミナー、研修の場で、やる気がある人が一番前の席に座るという例をあげています。
学びを得たいという強い気持ちがあれば、自然と前の座席を取ろうとするのです。
ぼくは卓球をやっていますが、今までは気持ちよりも、技術、戦術が先だと考えていました。
技術がないから勝てないという思考です。
これは変えていこうと思います。
気持ちを高めるには、なぜ勝ちたいのかという目的をはっきりさせることが大事です。
それは4観点の目的・目標設定でイメージをしっかり描くことです。
まとめ
強い思いとはどういうものか、輪投げ理論から知ることができました。
自分が得たいものに対する強い気持ちが大事です。
強い気持ちを持つためには、なぜそれを得たいのかという目的を意識することが必要てす。
あらためて4観点の目的・目標設定は大事だと再認識できました。