『運命を帰る未来からの情報 改訂版』 森田健(著)運命を変えるための問いと意識の関係を考えた

森田健 (著)『運命を変える未来からの情報 改訂版 奇跡の予知術が人生を強運にする』 を読みました。

運命がある程度決まっていることは、六爻占術が高い確率で当たることから十分理解できました。

本書が提示するのはその先の世界です。

運命は決まっているが、変えることもできるというのです。

では、どこまで決まっているのか、どこを変えられるのかという疑問がわきます。

そして、変えるためにはどうすればいいのか。

そんな問いを持って本書を読みました。

未来は決まっている

六爻占術が明らかにしたのは、未来は決まっているということです。

問いを持ってコインを振ると、コインに未来の情報が乗ります。

箱の中のものを当てる占いは、今現在の中身を透視しているのではなく、箱が開く未来の情報を取っているから当たるのです。

森田健さんは、未来の情報は集合的無意識にあるという、ユングの説を紹介しています。

集合的無意識とは、人間が普遍的に持つ無意識の領域の中の一つです。

そうすると、集合的無意識にアクセスすることができれば、誰もが未来を知ることができるという仮説も成り立ちます。

運命の変え方は2種類

六爻占術では未来を知るだけでなく、その結果出た運命を変えることができます。

一つ目の運命の変え方はいたって簡単です。

占いを使って未来を知ることで、その情報を元に行為を選択することです。

例えば、六爻占術で上がると出た銘柄の株を買うことです。

もう一つの運命の変え方は、選択肢がない場合です。

六爻占術で導き出した改善グッズを置いて、そこに意識を入れることで運命を変更します。

改善する前に占った結果と、改善した結果が違う場合には、あくまでも六爻占術の世界の中の概念では運命が変わったと言えます。

運命変更のキーは意識

上記の2つの運命の変える方法に共通していることがあります。

それは個の力に頼っていないということです。

未来の情報や、改善グッズは、ただコインの目から読み取っただけの情報で、個の知識、経験、努力には一切頼っていません。

六爻占術は、個に対して、成長せよ、努力せよ、祈りなさい、というような指示は出しません。

では何に頼っているのか、それは時空全体です。

森田健さんの前作で言っている、ハンドルを手放せ、私は結果、とまったく同じ考え方です。

しかし、個が関わっていることが唯一あります。

それが意識です。

改善グッズを置くときには、開始する意識を入れて、改善が終わったら停止するという意識を入れます。

またコインを振るという行為も意識が関わっています。

その意識のきっかけは、「問い」です。

問いは、自分の内側ではなく、外側に出すのです。

そうすればコインを振らなくても、外の環境が答えてくれます。

まとめ

人の行動は無意識に行われていて、意識とは後付けであるという神経科学者の下條信輔さんの学説を知ってから、意識とは何の役目があるのだろうと考えていました。

森田健さんは、外側から「問わなくてもいいの?」という微弱な励起パルス信号がきて、それを受信して意識が問いを立てると解説しています。

個を手放すことで、この励起パルス信号を受信できる状態になったと森田健さんは自らの体験を解説しています。

個の成長はぼくにとってはまだまだ捨てきれない欲です。

そういう自分自身の欲も認めたうえで、好奇心に基づく「問い」を時空に対して発していこうと思います。