日本一のマーケッターとして有名な神田昌典氏の新著「稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41」を読んでみた。
この本はどういう本かであるかという説明として、あなたに備わった売る力を体験して頂くための「言葉の使い方マニュアル」だ、とあった。
そして、何を(What)、どの順番(When)で使うかが大事なのだ、とも。
何を(What)は下記の5つの質問によって生み出すことが出来る。
どの順番(When)で使えるかが新PASONAの法則だ。
稼ぐ言葉を生み出す5つの質問
質問1
商品の特徴2つを直感的に分かるように説明する言葉は?
質問2
この特徴を聞いて頭を下げて売って欲しいと言ってくる顧客はどのような人か?
その人の欲求と痛みを考える。
質問3
既存顧客はなぜ自社を選んだのか?
質問4
顧客はどんなことに怒り、悩み、不安、欲求を感じているか? それを自分の五感で共感する。
質問5
顧客の疑いを吹き消す圧倒的な証拠は?
新PASONAの法則
1problem ・・・ 問題
顧客の欲求、痛みを明確化する
2 affinity・・・ 親近感
顧客の欲求、痛みをストーリーや五感を通じて描写する
3 solution・・・解決策
欲求が実現できる方法があることを伝える
4 offer・・・提案
サンプル、特典などを明示する
5 narrowing down・・・絞り込み
顧客が満たさなければならない条件を提示する
6 action・・・行動
すぐに行動するためのあと押しをする
【貧す人】vs【稼ぐ人】売れる公式41の中から気になった公式
・稼げる商品より驚ける体験を
・あなたの呼びかけに6人が集まったら価値あるプロジェクトが始まる
・文章は情報を伝えるためではなく感情を伝えるために書く
・顔が見えるようにする
・顧客にはどんなニーズではなくどんな痛みがあるか
・傷ついたヒーラー
・ブランド=ファンの数
・革新をもたらすのは管理である
・目の前にライフワークがある
まとめ
「稼ぐ言葉の法則」は、ビジネスをするうえで集客するための法則を非常にシンプルにまとめてある良書だ。
今後の自分のビジネスの進め方に参考にしていきたい。