毎日90分でメール・ネット・SNSをすべて終わらせる99のシンプルな方法 樺沢 紫苑 (著) 【ブックレビュー】

精神科医 樺沢紫苑さんの『毎日90分でメール・ネット・SNSをすべて終わらせる99のシンプルな方法』を読みました。

僕はPC、スマホ、などITガジェットが大好きで、ほとんどの時間をPCかスマホを見て一日を過ごしています。

しかし、PCもスマホもインターネットに常時接続されているがゆえに、気になる情報があったらどんどん検索した結果当初の目的とは違うサイトにハマってしまっていたり、スマホを見た途端にSNSのやり取りに夢中になってしまってあっという間に時間が過ぎているということがたびたびあります。

PCやスマホに多くの無駄な時間を奪われてしまっているという感覚が強くあります。

本書の著者の樺沢紫苑さんはSNS、YouTubeを通じて何十万人という読者に対して毎日情報発信をしています。

それなのに、樺沢紫苑さんはスマホを持っておらず、ネット接続している時間は1日90分というのです。

ネットへの接続時間を最小にして情報発信を最大化する秘訣を知りたくて本書を手に取りました。

アナログをどう使うかという内容が参考になりましたので、そこを中心にまとめました。

毎日90分でメール・ネット・SNSをすべて終わらせる99のシンプルな方法 樺沢 紫苑  (著) 【ブックレビュー】

デジタルとアナログの特性を知る

今までの僕はデジタルでできることはとにかくデジタルでやるべきだ、紙はとにかくなくすべきだという思いにとらわれていました。

デジタルとアナログのそれぞれの強みを使い分けることが大切なのです。

アナログが向いているのは、俯瞰性です。

PCやスマホでは全体を見渡すことは、紙に比べて難しくなります。

アナログが最も向いている作業は、アイデア出しです。

紙に書くことで脳の運動野を刺激し、書かれた文字やイラストを見ることで視覚野が刺激され、脳全体が活性化されます。

PCの入力作業でも運動野、視覚野は刺激されますが、紙のそれほど大きくはないと樺沢紫苑さんは解説しています。

TO DO リストは絶対紙にする

Googleマスターと呼ばれているダン・ラッセル氏はTO DOリストは紙に書いて持ち歩いているそうです。

TO DOリストをうまく活用するコツは、1日に何度も見ることと、確実に実行することだとラッセル氏は述べています。

TO DOリストをスマホで管理すると、1日に何度も見ることが困難ですし、全体を俯瞰しづらいです。

アプリを何度も見ることができても、そのアプリを開く前後に他の通知が目に入って、他のアプリでの作業をしてしまう可能性が高くなります。

樺沢紫苑さんは、TO DOリスト紙に書いて、終了した項目は赤ペンで消すという作業を薦めています。

これによって達成感が生まれ、幸福物質のドパミンが分泌され、次の仕事へのモチベーションが生まれると樺沢紫苑さんは解説しています。

僕もこれを模倣し、TO DOリストを紙に書いて自分の視界に入る場所に貼り、赤ペンで消すということを開始しました。

TO DOリストを紙に書くことで、無意識にネットにつなげて時間を浪費することがなくなるような気がします。

まとめ

とにかくどんなことでもスマホでできることが時代の進化であり、効率のよいことだと思い込んできました。

しかし、本書を読んで、アナログのいい部分も組み合わせて、ネットに時間を奪われないように気を付けることが重要だと学びました。

世の中は1%の発信者と99%の受信者に分けられるといいます。

発信者は他人の時間を奪う人であり、受信者は自分の時間を奪われる人です。

一方的に自分の時間を奪われる人にならないためには、情報発信する側にまわらなければなりません。

発信するためには、デジタルかアナログかという区別は関係ありません。

自分の時間の比重をインプットからアウトプットへ移していくのです。

本書はいかに情報インプットにかかる時間を最小限にして効率よく行うかを詳しく解説してくれている本です。

 

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