やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける アンジェラ・ダックワース 著

世界でベストセラーとなった話題のGRITの本『やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』 アンジェラ・ダックワース 著 を読みました。

以前より気になっていた本ですが、原田メソッドで目的目標設定を学んでいるうちに、このやり抜く力(以下GRITと記載)というのは、原田メソッドに近い考え方なのではないかと思いました。

そこで改めて手に取ってみました。

この本から学びたいこと

  • どんどん勝ち進んだ子供たちの共通点とは
  • 究極の目標とは
  • GRITの伸ばし方
  • 1万時間の法則は本当か
  • 習慣化の意義とは
  • 大きな目的とは

やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける アンジェラ・ダックワース 著

どんどん勝ち進んだ子供たちの共通点とは

著者は英単語のスペルの正確さを競う大会で勝ち進んだ子供たちのアンケート結果から得られた事実を解説しています。

それは、練習時間とコンテストの場数が多い子供たちほど勝ち進んだということです。

言語知能指数とは全く関係ないどころか、言語知能指数が高い子供たちほど、練習時間と場数が少ないことがわかりました。

究極の目標とは

原田メソッドでは目的は方向、目標は距離、階段と表現しています。

本書でも目標の設定について同じように解説しています。

望ましい目標設定は、一つの上位目標(目的)の下にピラミッドのように中位目標、下位目標が関連付けられている状態です。

それぞれの目標が共通の上位目標に関連づけられておらず、ばらばらになっていては、力が分散されてしまいます。

有名な投資家のバフェットが、あるパイロットに説いた目標達成法が紹介されています。

  • まず25個の目標を書き出す。
  • その中から5個の重要な目標を抜き出す。
  • 抜き出さなかった20個の目標をしっかりと目に焼き付けて、その目標には一切関わらないと決める。

このバフェットの目標達成法も一つの目的につながる目標に取り組むということを、25個のうち20個を捨てるというユニークの方法で教えています。

GRITの伸ばし方

GRITを伸ばす方法は、自分の好きなことをすることです。

しかし、好きなことは簡単に見つかるものではありません。

GRITによって大きな結果を残した人々のほとんどは好きなことを仕事にしていますが、最初からその仕事に巡りあったわけではありません。

いろいろで仕事をやっていくちうに、その好きな仕事に出会ったのです。

最初は自分が興味を持つ、いろいろな仕事をするというのが大切です。

スポーツで結果を出した選手も、子供時代にはいろいろなスポーツを経験している選手が多いそうです。

1万時間の法則は本当か

どんな分野でも一流になるには1万時間の練習が必要と言われています。

著者は、1万時間に匹敵するような、一定の時間の練習は必要だが、それだけでは一流にはなれないと解説しています。

GRITの達人はもれなく全員が常にカイゼンを繰り返しているのです。

つまり意図的な練習をすることが大切なのです

カイゼンの具体的方法は以下です。

  • 達成可能なストレッチ目標(少し高めの目標)を設定する
  • ストレッチ目標の達成を目指す
  • 改善点がわかったときは何度でも繰り返し練習する

習慣化の意義とは

原田メソッドで重視しているルーティン行動は、無意識の領域にアクセスすることを意図しています。

著者意図的な練習を最大限活用するためには習慣化が大切だと述べています。

毎日同じ時間は、同じ場所で意図的な練習を行うのです。

なぜなら大変なことをするためには、大きな労力が必要となりますが、習慣化によってそれが労力と感じなくなるからです。

大きな目的とは

大きな目的の為なら粘り強く頑張ることができます。

GRITの達人は必ず他者を大きな目的にしています。

それは社会のどんな役に立つのかということです。

この事実は、原田メソッドでの目標の4観点という考え方の正しさを証明しています。

自分の仕事が他者や社会の役に立っているという感情が、天職感を生み、GRITにつながります。

天職感を持つ人は、どんな職業でも一定の割合で存在します。

つまり、天職に思えるかどうかは主観的な問題なのです。

また、今の仕事に変化や、新たな価値を加えることで、もっと意義を感じられるように変えることができます。

つまり自分のあり方や行動の仕方を変えることでどんな仕事でも大きな目的を見つけることができるのです。

まとめ

結果を出すのは才能ではなくGRITであることが本書を読んで理解できました。

僕が今取り組んでいる原田メソッドの理解も深まりました。

著者は、GRITは幸福感や健康につながると、データを用いて示しています。

一つのことをやり続けるのは、思考や行動の幅を狭めるのではないかと思ってしまいますが、GRITが強すぎることはまれであると、著者は述べています。

原田メソッドのツールを実践しながら、GRITを高めて、幸福感を感じるようになりたいと思います。

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