谷川岳 遭難の危機を感じた 雨天の登山は注意

2016年8月27日、谷川岳に行ってきた。

行きは小雨で景色は良くはないが、まずまずの気持ちの良い登山を楽しんだ。

しかし帰りは、雨天の危険、夏山ならでは虫の危険に遭遇する登山となった。

いくつかの教訓を得たので紹介する。

土合駅(どあいえき) 日本一のモグラ駅を体験

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▲朝6時36分東京発のMAXたにがわに乗り、越後湯沢から上越線に乗り換え、土合に8時36分に到着。

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▲土合駅の改札口に気づかずそのまま通り過ぎてしまう。

その先に地下深くまで続く階段があり、思わず降りてしまう。

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▲462段の階段だ。

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▲降りた先は下り線の駅だった!

早く到着するために越後湯沢まで新幹線で行ったため、僕らが乗ったのは上りだったから地上駅で降りたのだ。

関東からの登山客はほとんどは高崎から上越線で行くから、通常は地下駅に到着して階段を上るところからスタートする。

気を取り直して再び階段を上り直す。

土合駅は日本一のモグラ駅と言われており、上りホームと下りホームの高低差は70m、462段で、所要時間は約10分となっている。

土合駅(どあいえき)から天神平へ

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▲地下駅から階段を上りきり、土合駅を9時10分頃出発。

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▲登山道の状況を確認するため群馬県谷川岳登山指導センターへ向かう。

登山指導センターに行く途中に、谷川岳山岳資料館があり、もともと行こうとしていた西黒尾根ルートは道が悪くて無理で、ロープウェイの下のルートであれば大丈夫と教えてもらう。

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▲9時40分頃、山岳資料館を出発しロープウェイを頭上に見ながらのルートを進む。

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▲延々と砂利道が続く。

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▲出発して30分くらいたったところ。依然として砂利道で歩きにくい。

おそらくスキー用の道なのだろう。
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▲出発して1時間ほどたったところ。

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▲天神平に着く直前。かなり景色が開けてきた。山頂付近が見える。

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▲11時10分、天神平到着。山岳資料館から1時間半の所要時間だった。

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▲天神峠行きのペアリフトやスキー用のリフトなど数機ある。雨天のためだろうが人は少ない。

天神平から熊穴沢避難小屋へ

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▲11時25分、谷川岳山頂に向けて天候を見ながら行けるところまで行こうとスタート。

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▲木道がある登山道を進む。さっきまでの砂利道に比べて断然歩きやすい。

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▲12時10分頃、熊穴沢避難小屋に到着。天神平から45分の所要時間だった。

ここで昼食を取る。10人弱が休息していた。

雨が少し強くなっているので山頂はあきらめ、13時25分に再び天神平に向けて出発。

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▲14時5分、天神平到着。熊穴沢からの戻り所要時間は40分。

谷川温泉のバスの時刻は16時8分なので時間的には充分余裕がある。

しかし、ここからの帰りの行程で思わぬ災難が僕らを待ち受けていた。

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