臨床研究iPhoneアプリ ResearchKitを活用 慶応大学アプリ「Heart&Brain」を使ってみた

臨床研究iPhoneアプリ ResearchKitを活用 慶応大学アプリ「Heart&Brain」を使ってみた

このたび国内初のiPhoneアプリを用いた臨床研究が慶応大学によって開始された

[プレスリリース]国内初 iPhoneアプリを用いた臨床研究を開始-身近になったヘルスケアデータの有効活用-

心房細動という不整脈は脳梗塞のハイリスクであり、また脳梗塞になった場合重症化するそうだ。

心房細動は自覚症状が少ないため、携帯端末を用いて早期発見ができないかというのが本研究の背景だ。

医学研究をサポートするためにApple社が公開した「ResearchKit」という仕組みを使用してアプリが開発された。

臨床研究iPhoneアプリ ResearchKitを活用 慶応大学アプリ「Heart&Brain」を使ってみた

 

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▲アプリをダウンロードして「参加する」ボタンを押して進んでいくと、同意のサインを求められる。個人情報はこれだけで、本人を特定する住所などの情報は求められない。

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▲iphoneのヘルスケアデータの各項目について提供の許可の確認がある。僕は全データを許可した。

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▲同意が終わると研究項目の問診と測定に進む。終了した項目はグレイに変わっていく。

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▲25項目の問診があるがほとんど即答できるような質問ばかりだったのであっという間に終わった。

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▲次に運動麻痺評価。iphoneを水平に持ったまま目を閉じて10秒静止するというもの。右手と左手をそれぞれ行う。

次に顔で表情を作ったり、目を強く閉じたりしてそれをiphoneカメラで撮影する顔の運動評価。駅のホームでやっていたので若干恥ずかしかった。顔の表情は脳神経と密接につながっているためこういう測定が意味があるのだそうだ。

次にiphoneを持ったまま手首をくるくる回すという測定。小脳に障害があると、この運動の周期が不規則になるそうだ。

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▲すべて終了したので研究項目がグレイになった。

オプションとして動悸の症状と時刻、位置情報を登録する機能がある。現段階では記録にとどまっているが、今後遠隔早期診断への発展を考えているそうだ。

 

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▲自分が入力したデータは簡易に解析された形で閲覧できる。

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▲僕はアップルウォッチを使用しているので心拍数のデータ解析も閲覧できる。
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▲iphoneを持って測定したデータの解析も見ることができる。病気の診断にはつながるものではないものの、自分の健康に感心を持つために参考になるデータだ。

まとめ

臨床研究アプリ「Heart&Brain」は手軽に大規模な医療の研究に個人が参加できるアプリだ。打ち込んだデータは簡単な解析しか見れないが、今回データを登録してみて心房細動に対する認識が深まったので良かったと思う。

今後もさまざまな疾患で携帯端末を利用した同様の研究が進んでいけば、早期発見による健康寿命の延長がはかれ、医療費の抑制につながるので多くの人にこのようなアプリでの研究に参加して欲しいと思う。

このような研究が進むことによって、携帯端末やウエアラブル端末を身に着けているだけで早期の疾患のリスク診断が可能な世の中になっていくのだと思う。

アプリのダウンロードはこちら

https://itunes.apple.com/jp/app/heart-brain/id1058138791?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

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